獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

スープラを見て、カローラ・ツーリングに乗る。

2019年10月23日 | CARS&F1

マツダCX-30に試乗させていただいた後。
我々取材班2名が向かったのは、「トヨタカローラ札幌」の本店だった。



まずは、ピュアスポーツの「スープラ」を見学。


お値段的には、妻との交渉が事前却下されるのが明白な、高価格車である💦


しかしながら。
そのスタイルは、凝縮されたグラマラスなオーラを発散していた。


潔くピュアスポーツ2シーターに変遷し、日本に帰ってきたスープラ。


両足を投げ出す感じの、古典的ドライビングポジションを強要するあたりが、いわゆる「漢」である。


かつてのかとうれいこ嬢を彷彿とさせる、肉感的色気。
私は渡辺満里奈さんあたりが好みなので、やや個人的嗜好と乖離があることは認めつつも、スープラの復活には拍手を贈る





そこの2階に展示されていたのは、クラシック・フォード。



そして私の着目していたクルマは、「カローラ・ツーリング」である。


ヘッドライトと同じテーマが反復された、テールランプのデザイン。


荷室は、ホイールハウスの浸食がやや多めながらも、十分に広大なラゲッジスペース。


フロア下には、「パンク修理キット」が格納されており、


さらにその下には、ハイブリッドの後輪駆動ユニットが、鎮座ましましている。


ハイブリッド4駆のこのグレード「HYBRID S」(E-Four)の税込車両本体価格は、286万6600円。
いやあ、年月を経て、カローラも高くなったものだ。

ちなみに、2005年式の私のレガシィ2.0iは、☟のようなお値段だったのだが・・・




ま、それはそれとして。
やはり自称クルマ好きの私としては、この「カローラ・ツーリング」にも試乗しないワケにはいきますまい。
試乗車は「HYBRID W×B」のE-Fourモデル(北海道地区税込車両本体価格301万5100円)だった。


ヒップラインの張り出しが、なかなか魅惑的である。
全長4495㎜×全幅1745㎜×全高1460㎜の、このクルマ。
カローラも、ついに3ナンバーになってしまったのだが、その体躯を持て余すほどのデカさではない。
ちなみに、私のBPレガシィのスリーサイズは、4680㎜×1730㎜×1470㎜であり、全長以外はほぼ同じ大きさである。




ヘッドライトとテールランプのデザインテーマが反復されているのは、カローラ・スポーツ同様。


履くシューズは、215/45R17の、これまたBSトランザ


自発光式メーターは、カローラがもはや「大衆車」ではなくなったことを、如実に物語る。




Aピラーの立ち角度も適正で、前方視界は大いに良好👀






ステッチのしつらえも、その価格相応の高級感を、醸し出す。
カローラ・ツーリングは、搭載パワーユニットごとにトランスミッションが異なっており、このハイブリッド車の場合は「電気式無段変速機」である。
そして、1.8Lガソリン車は「CVT」・1.2Lターボガソリン車は「6MT」という組み合わせになっている。


そして、見やすいナビ&悪くなさそうな操作性の空調コントロール。


老眼が進んだ年配者さんに大きな福音となるであろう、「カラーヘッドアップディスプレイ」。
しっとりと据わって、曖昧さの無い、ステアリングフィール。
しなやかながらも芯のある、マラソンランナーのような、ライドフィール。
最新のマツダ車と較べると、全体に「やや軽い感じ」はあったものの、カローラの乗り味は、決して悪くないというか、むしろなかなかヨイ。


とはいえ、衝突安全への対応のためか、現代のクルマの斜め後方視界は、すべからく、良くないと思う。
そして、ベルトラインから上のインテリアカラーが黒なのも、閉塞感を感じさせる要因になっている。



ちなみに、私の愛車BPレガシィの斜め後方視界は、このように開けている。
ベルトラインから上の内装カラーは、明るいホワイト系。
細かいようだが、こういった部分が、「私が新車に買い替える気を惹起させない主要因」なのだ。
やはり、BPレガシィを、手放す気分には、なれない。
行けるところまで、この愛すべきマイカーと、付き合おうと思う。


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2 コメント

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やはり後方視界が・・・ (matatabi)
2019-10-24 23:27:21
カローラ・ツーリング、MTもあるし、スポーツよりいいなと思っていたのですが、この後方視界は残念ですね。
MAZDA3もそうですが、せっかく他がいいのに後方視界が悪いがゆえに、ためらう人も多いのではと思います。

改めてBPレガシィの完成度の高さを感じますね。
「新車に買い替える気を惹起させない主要因」、同感です。
スープラのかとうれいこ嬢を彷彿とさせる、肉感的色気も(笑)
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有視界ドライブが大切 (獅子丸)
2019-10-25 20:45:25
matatabiさん、こんばんは!

やはり、しっかりと状況を把握できる「有視界ドライブ」が、まずぶつけないという点で大事だと思うのです。
近年のクルマは、ぶつけられた時の安全性に偏りすぎで、視界要件がないがしろにされているように思えます。
その点で、やはりBPレガシィは、バランス感覚に優れた名車だと、手前味噌ながら、あらためて感心します。
そして私は、かとうれいこ嬢も嫌いではありませんが、渡辺満里奈嬢がタイプなのです(^^;
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