South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


The Tap Room, Christchurch

別に書いたように、今日は朝から、市内を歩き回っていた。13時半頃になって、前から狙いをつけていた、Oxford TeraceにあるThe Tap Roomにはいって昼食をとった。

あまり自覚なくメニューを見ておいしそうというのでとったが、Lamb Calzoneというラムの煮込みのピザ包み焼きで、ボリュームがあった。けっこうおいしかった。Monteithというローカルなビールのオンタップ(生ビール)があって、これもなかなか。
ひょっとして、当地の料理のうまいところは、この手のカフェというかバーというか、こうした店にあるのかもしれない。晩飯も、こういうところがいいのかもしれない。

Lamb Calzone (Crispy calzone parcel filled with pan-fried, capsicum, courgette, sundried tomato, tender lamb strips, bocconcini and green herbs, served with a walnut salsa and a petite salad)

The Tap Room:http://www.taproom.co.nz/

昼食のあと、宿に帰って、今回の旅、最後の洗濯をした。日が落ちて、夕食をとりにいく気があったけれど、それほど空腹にもならず、また、結構冷え込んでいるので、ちょっとめげて、部屋に買い置きのワインとポテトチップスとナッツで軽くすまそうと考えた。と言う訳で、今日の夕食はなし!

2008-09-07 16:39:34 | 昼食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


Canterbury Museum, Christchurch

今日は、カンタベリー博物館。もちろん、以前にも来たことがあるのだけれど、そして、ここの記憶は、実は、ミュージアムショップ。ここで、恐竜のミニチュアを買って帰った。消しゴムだったのだけれど。ふと、それを思い出して、探したけれど、今日はなかった。残念ながら。
さて、今日面白いと思ったのは、この博物館が、コレクションの愉しみと言ったものを教えていると思ったからだ。最近の博物館は、どうしても説明的で解説が多いとおもう。もちろん、ここでも、例えば、歴史の展示で、マオリの人たちの西欧との接触以前の展示をふまえて、かれらが「モア」という名の巨大な飛ばない鳥をどんな具合に絶滅させたのかまた、その後の生活はどうなったのか。彼らの「伝統文化」はどうであったのか、そうしたことは、ジオラマなどをつかって、説明的に示してくれている。

しかし、この博物館の面白いところは、「蒐集」の愉しみを教えてくれてもいるということだ。このコーナーは最近できたようだが、南島の南端にあるBluffという町に住んでいた老夫婦の家を再現している展示「Fred & Myrtle’s Paua Shell House」というのがそれである。夫婦が亡くなってもう7-8年もたつのだが、彼らの家の一部が再現されている。彼らの蒐集の焦点は、アワビの貝殻ほか、貝殻のコレクションである。アワビのそれは、主人のフレッドが自分で表面を磨き、青緑色の貝の輝きを出して、これを、壁いっぱいに飾っている。彼らの生前、何の変哲もない彼らの家にバスが乗り付け、世界の観光客が訪れたそうだ。毎日8時間公開されていたという。彼らの最晩年、彼らのコレクションが寄付されてこの展示になったのだという。
10数名ずつが臨時のグループとなって、まず、担当者の説明を聞き、ビデオを見て、その後、老夫婦のコレクションルーム(といっても、居間とおぼしきところ)にはいる。彼らは結婚して70年も一緒に暮らし、一緒の趣味(コレクション)をもってきた訳だ。
実は、この博物館は各所にこの手の「蒐集品」が展示される。まあ、昔ながらの博物館は、これでもかと説明なしに並べられていたので、そのまま変化がないとえば言えるかもしれない。しかし、子どもたちに、実際にものを触らせるとか、調べるための資料コーナーを充実させるとか、入場者とのインタラクションも考慮されている。こんなローカルな博物館だけれど、また、小さな博物館だけれど、博物館のエッセンスが込められていると思った。

http://www.canterburymuseum.com/

2008-09-07 12:04:19 | 博物館/美術館など | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )