South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


池下「Vinittaly」(イタリアン)

この週末も自宅。午後は、本を読んでいて、19時近くになって、池下「Vinittaly」へ。盛り合わせやポーションの変更もいいですよというので・・・。

前菜(ラタトイユ、モツのテリーヌを一皿に、また、ハーフの白いんげんとトリッパの煮込み)
メイン(ラムチョップ、ローマ風というビネガーの入ったソースで)
チーズ

iPadを持って行って、『ガダラの豚』を読みながら。なんか奇妙なセッティングではあるが・・・。ともあれ、食後にシェフのNさんと会話。休業日に釣りに行って、つったあとの処理でどう味が変わるのかチェックするのだそうだ。日本のカルパッチョはぷりぷりした食感が好まれるが、イタリアは違うと。その違いは、もちろん、客の好みの違いでもあるが、包丁の違いでもあると。さらに、氷詰めの魚と冷蔵庫の魚は味が違うと。氷詰めは水っぽくなるということだが、なかなか興味深い会話!

2012-06-16 23:19:39 | 夕食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『傍聞き (双葉文庫)』

長岡弘樹、2011、『傍聞き (双葉文庫)』、双葉社

ミステリー短編集。日本推理作家協会賞短編部門受賞を受賞したのが表題作。この作品も良いが、この他の3篇、「迷走」「899」「迷い箱」のいずれも、息せず一気読みをせざるを得なくなる作品だ。短編であるし、ネタバラシも因業なので、ストーリーはこれ以上書けないが、各々読んでそれぞれの思いで味わうべし。私は、淡々たる筆致に、言葉にならない人情の機微にふれた気がする。この作者は長編を書かないのか?

傍聞き (双葉文庫)
長岡弘樹
双葉社

2012-06-16 17:23:41 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )