South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


サワラの塩麹焼き、そら豆と豆腐のうま煮、ほうれん草の胡麻和え

サワラの塩麹焼き:賞味期限切れの塩麹、問題なく美味しく食べたが・・・
そら豆と豆腐のうま煮:カツオ出汁+日本酒+薄口醤油でそら豆と豆腐をにて、溶き片栗粉でとろみをつける
ほうれん草の胡麻和え

2018-05-13 20:46:50 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『須賀敦子の方へ (新潮文庫)』

松山巌、2018、『須賀敦子の方へ (新潮文庫)』、新潮社

新聞社の読書欄の書評担当者どうしということで須賀敦子と知り合った著者、その死の直前に病室に彼女を見舞っている。そして、須賀敦子全集の最終巻の長大な年譜を記し、解説も書いている。短くも深く互いに触れ合うことがあったのだろう。彼女の歩いた道をふたたび歩もうと本書を記した。冒頭は、読書家の須賀の父から、彼女がフランス留学にあたって読むように言われたという森鴎外の「渋江抽斎」のことから、書き始められる。「渋江抽斎」の4人目の妻「五百」が須賀の理想のひとりと響いたのかと。当時の女性の社会的役割についての考え方、結婚して子どもを産んでという多くの期待にかならずしもそぐうわけではないとしても、自らの生き方を開いていく可能性を留学と言うかたちで、また、イタリアで出会ったコルシア書店の人々、彼らの社会的活動、ナタリア・ギンズブルグという作家と文学との出会いが彼女を熟成させていく、そうした過程を本書は心を込めて書き記す。

先に読んだ『須賀敦子の旅路』でもそうであったが、すでに読み上げた全集をふたたび手に取ってみたいとますます考えるようになったし、須賀に叶うべくもないが、似たような年令になっている自分自身を振り返ると、「書くこと」と何かについてあらためて深く考えさせられることになった。

須賀敦子の方へ (新潮文庫)
松山巌
新潮社

2018-05-13 10:31:23 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


5月12日(土)のつぶやき


2018-05-13 05:47:54 | tweets | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )