内田洋子、2015、『ミラノの太陽、シチリアの月』、小学館文庫
『ジーノの家』の完結編といったところ。エッセイ(実体験からのストーリーで創作ではない?)だが、事実は小説よりも奇なりとでもいうような、劇的な流れもあり。というのも、おそらく、作者の行動力や感性がキャッチしたという事実ということだろうと思う。
2018-01-23 21:27:38 |
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百合根の炊き込みご飯
豚三枚肉とキャベツと大根の和風スープ:昆布出汁、キャベツざく切り+大根薄切り+なめこ+三枚肉。赤唐辛子+ナンプラー+日本酒+薄口醤油+ガラスープの素。仕上げに胡麻油を少々。
菜の花とアサリのパスタ
舌平目のムニエル
ベビーリーフとトマトのサラダ
常備菜として、レンコンのきんぴらとゴボウのきんぴら。いずれも、鶏もも肉ミンチ+日本酒+濃口醤油+赤唐辛子小口切り+いりごま。
麻婆豆腐:ごま油で生姜みじん切り+合挽きミンチを炒める。白ネギ小口切り+ブナシメジのざく切り+紹興酒+豆板醤+豆鼓醤+甜面醤+花椒蒋+ナンプラー+濃口醤油。しんなりしたところで、アラ臭いの目に切った絹ごし豆腐+溶き片栗粉。茹でた青梗菜をそえ、諸上げに胡麻油をかけ回す。茹でた青梗菜を添える。
山本太郎、、『新型インフルエンザ―世界がふるえる日 (岩波新書)(電子書籍)』、岩波書店
国際保健学の著者が、医療生態学をかかげて、ウィルスとの共生(相利共生)を訴えつつも、同時に、パンデミックステージのインフルエンザへの初期対応の重要性をうったえる。読んでみるとわかるのだが、これは、ある種、矛盾した行為ではある。人類と長く共生しているウィルスは種の保存の論理から、寄主への致死率を下げたものが生き残っていくのだが、一方、そのためには、人類との長い間の感染の歴史を必要とする。かといって、パンデミック状況のウィルスに対しては、抗ウィルス剤の投与やワクチンの製造が必要。しかし、かえって、そのことは、人類とウィルスの共生関係の確率への引き戻し、つまりは、パンデミック以前のステージに引き戻してしまうかに見える。
人類と新型インフルエンザを始めとするウィルスとの共生のためには感染しても発症しないという関係まで、緩和的な状況にいたる長い共存関係を必要とするように思える。したがって、抗ウィルス材の開発やワクチンの開発は、かえって、ウィルスの対薬剤性を高めてしまうので、相利共生への道から遠ざかってしまうように思えるのだがいかがか。人間の本来持っている免疫力を強化してウィルスに抵抗するほうが良いと思える。
2018-01-20 21:31:21 |
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今年はじめての整体。数ヶ月に一度は行っているが、今年始めて。客も少なかったのでI先生と話すことができた。一ヶ月に一度ぐらいは来なさい。西洋医は対症療法になりがちで、結果として重要なことを見逃し、薬も増えていくだけだと。私自身、最小限の西洋医にするとのポリシー。I先生は、年齢としてはわたしよりは上だろうが、若々しく元気。これまた、悩ましいことではあるが、わたしよりも、長くご健勝でいていただかなければならない。
10数年音信不通だった、一年後輩のMTと妹を介して通信を復活できた。偶然わかったことだが、正月に実家に帰って妹と話した時、MTと元同業の先生がいるとのこと、もし、知っていればということで、消息を尋ねてもらったのだが、見事にヒットした。これはこれは、結構なこと。そのうち、会いに行こうと思う。
家の近くの「蕎麦もり木」に行く。コースということで、そばがきと麸の煮物、かぶら寿し、天ぷら、治部煮、もりそば(福井の蕎麦粉とやら)。堪能。
鶏肉とブロッコリーのパスタ:一口に切った鶏もも肉とタマネギ、ブロッコリーをオリーブ・オイルで炒める。赤ワイン少々+トマトソース少々+水+ガラスープの素+塩こしょう+ローズマリー+オレガノをくわえて、煮込む。アルデンテ少し前であげたカサレッチェ・パスタをソースに加えてアルデンテまで煮る。
ケールのイタリア風おしたし:サラダ用のケールをざく切りして、塩ゆでしてみずにさらして絞る。塩こしょう+イタリアンミックスハーブ+おろしたパルメジャーノチーズ+松の実+バルサミコ酢+フレッシュオリーブ・オイルでよく会える。プチトマトを半分に切ったものを混ぜる。
内田洋子、2013、『ジーノの家―イタリア10景 (文春文庫)』、文藝春秋
正月に恩師KS師宅をたずねてごちそうになっている時、奥様のYさんと最近読んでいる本の話になり、須賀敦子さんの文庫の全集を買って寝本にしていますと話をしたら、Yさんも全集を持っていて愛読しているとのこと。内田洋子さんもおもしろいわよ、とのことだったので、早速注文して読んでみた。須賀敦子さんはやはり文学者、一方の内田洋子さんはジャーナリスト、世代としても2世代ほど違う。イタリア人との付き合いにやはりニュアンスの違いが現れているのはおもしろい。
本書は、10のエッセイからなっていて、それぞれ違う場所の違う人との出会いが描かれていて、それぞれが面白いが、ついつい、須賀さんとの感性の違いを目に止めてしまう。内田さんは、当然のことながら、ジャーナリスティックな視点があるので、イタリア社会の諸問題が関連してえがかれている。どっちがどっちというわけではなく、どちらも、ハマっていて、平行して読んでいきそうな気配。
2018-01-18 22:12:29 |
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汁ビーフン:何日か前に塩豚を作って忘れていたので。塩豚薄切り+ニンジン薄切り+キャベツざく切りをごま油で炒めて塩こしょう。前夜のゆで豚の残り茹で汁+新たに作った椎茸戻し汁と昆布出汁をくわえてナンプラー+薄口醤油で味を調える。水で湿らせた新竹ビーフンを加えてひと煮立ち+香菜をきざんだもの。丼にとって、別に用意した中華風オムレツをのせてできあがり。胡椒が足りなかったのでくわえて。
前夜のゆで豚黒酢ソース