陸稲(うるち,もち)を脱穀している時、オート麦と大麦を刈り取った後、干したままでまだ脱穀していないことに気がつきました。小麦を脱穀した後、すっかり忘れていたのです。そこで、遅きに失しましたが脱穀をすることにしました。
茎がとても長いオート麦を脱穀中
オート麦は初めての脱穀です。ちなみにオート麦は燕麦の裸種です。小麦のように殻と実が分離するかと思っていましたが、かなり殻が付いていました。その後の調整に工夫が必要です。一方で大麦は裸種ではないため、殻が付いたままです。
裸種の燕麦であるオート麦 殻がついたままの大麦
ところで、オート麦はとても茎が長いので、脱穀するとき脱穀機の奥まで差し入れる必要があります。そのため、多くの藁屑が排出されます。1つ脱穀するごとに藁屑を排出する作業が欠かせません。大麦は稲と同じくらいの藁屑の量です。
最初オート麦を脱穀、藁屑が多いので屑出しも欠かせず
脱穀したオート麦も大麦も、それほど量が多くありません。このため、今年は食べるのではなく今年の種まきに使います。来年は多めに収穫して食べてみたいと思います。オート麦は通常、オートミールと呼ばれる食品にします。いわゆる押し麦のような食品です。大麦は、大麦用の精米機で精米します。やはり押し麦にして食べます。来年は食べるほど収穫できるでしょうか。
殻がかなり付いたオート麦 かなり禾が付いたままの大麦
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