東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年もあとわずか、今年もmyしめ縄作り

2019年12月27日 | ふるさと

 今年もあとわずかになってしまいました。毎年の事ですが、myしめ縄を作りました。売っているものに比べて華やかさはありませんが、お正月に我家を飾っています。しめ縄を作り始めたのは20年以上前のことです。当時、ボーイスカウトの指導者をしていて、子供達やその保護者にわら細工を教えていました。その一環としてしめ縄を作っていました。素朴なしめ縄です。私の作るしめ縄は

         友達にも差し上げている素朴なしめ縄二つ


 全て我家にあるものを使っています。ただし、今年は郷土館にわら細工用に置いてあるわらを使いました。我家に溜めていたわらが無くなったためです。来年はしめ縄用に陸稲でも作ろうかと思います。ウラジロは毎年城南の山に取りに行きますが、小さなウラジロを探すのが大変です。ただし今年は、ウラジロを取りに行く前に、DIYのお店で100円位で売っていたためつい買ってしまいました。

  乾いたわらを浸水    半乾燥後木槌で叩く   みご取り後に束ねて結束
  

 ゆずり葉は我家に植えてあるものを使います。ゆずり葉は葉の付き方が変わっています。去年の古葉の上に、今年の新葉が生えます。新葉が出そろうまで古葉が落ちず、去年の古葉と今年の新葉が段になっています。つまり、親から子へ引継いでいるように見えます。それが縁起物としてしめ縄に使われるようになった理由です。

    私は三つの縄を同時に編む    三つの縄を少しずつ編み、巻き付け
 

 しめ縄の編み方のうち、多い方法は、最初二つの縄を編んで巻き付けておき、続いて三つ目の縄を編んで巻き付けます。私は、三つの縄を同時に編みながら巻き付けます。三つの縄がほどけないように左手で握っておくのにこつがあります。田布施では前者の方法を取る方が多いようです。しめ縄を編み終わると、火であぶってしめ縄をこすって磨きます。その後、円に丸めて飾りつけします。しめ縄、ウラジロ、ゆずり葉数枚を、別に編んだ細い縄で形良く縛りつけて完成です。

 しめ縄を編み丸める     ゆずり葉の採取      形良く飾りつけ
  


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