東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

農業機械のコンテナ車への積込み作業

2011年01月25日 | 農機具,工具



 これまでの日々は、農業機械を山口県まで運送するための準備に追われてきました。今回は、その集積した農機具をコンテナ車に積み込む作業をしました。家財の引越しは今まで何度もしたことがありますが、今回のように農機具をまとめて引越し運搬したことはありません。その運搬のために、農機具を乗せるコンテナ車と積み込みに使うユニック車の2台が来るとは思いませんでした。

           あまりに巨大なコンテナ車、鈴木牧場内に入れず脇に横付け


 最初にコンテナ車が来ましたが、あまりの巨大さ(21トン,長さ20m?)に驚きました。鈴木牧場内に入ることができず、脇に止めることになりました。続いてユニック車がやってきました。これまた大きなトラックです。これはかろうじて鈴木牧場内に入ることができました。

            ディーゼル耕耘機をユニック車のクレーンで懸架中


 コンテナ車が鈴木牧場内に入ることができないため、一旦このユニック車に農機具機を積んで、コンテナ車まで行って積み替えることになりました。ユニック車が、農機具集積場所とコンテナ車の間を往復しながらの積み込みです。

  耕耘機を一旦ユニック車に積み込み      ユニック車をコンテナ車脇に横付け
 

 コンテナ車は途方もない大きさなのでびっくりしました。このコンテナ車は海上輸送用に作られていて、トレーラー車で引っ張って移動します。農機具を積んだ後に東京湾まで運送し船に乗せられます。そこでトレーラー車が切り離されるようです。そして、コンテナ車だけが船便で山口県まで行くようです。普通の引越しを思い描いてたので驚きの連続です。

              ユニック車からコンテナ車へ順次積み替えられる農機具


 積み込む農機具はたくさんあるので、2往復してコンテナ車に積み込みました。小物の農機具類は鈴木牧場オーナーのSさんが堆肥運搬車でコンテナ車まで運んで積み込みました。ユニック車がなく農機具自身を動かしながら梯子を使って積み込む方式ならば、一日中かかったことでしょう。ユニック車のおかげで朝9時頃から始めて12時頃に積み込みが完了しました。

     クレーンを装備したユニック車          一旦ユニック車に積んだ農機具
 

 私も所々で手伝いましたが、終始コンテナ車の巨大さには仰天しました。コンテナ車は道路を移動したり海を渡るので、荷台で農機具が荷崩れしないように固定していました。なお、最後尾は跳ねるので最後尾には荷物は載せないとのことでした。

          耕耘機類を積み込んだ後、唐箕を乗せた運搬機を積み替え中


 巨大なコンテナ車に全ての農業機械類を積み込んだ後も大変でした。巨大すぎて、道路を占有しますし、広幅道路に出るまでバックするしかありません。それまで、他の車が進入しないように道路を監視したり迂回路に誘導する作業をしました。27日、今度はこの巨大なコンテナが山口県に農機具を積んでやって来ます。そのときも、今回と同様にこのコンテナ車から農機具を下ろしたり、積み下ろし後誘導しなければなりません。

                  巨大なコンテナ車の荷台に次々と農機具を積み替え

 

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