すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

週末のさえずり

2013年07月21日 | 雑記帳
 金曜朝,一つ気がかりだったことが前進した。物事が進むためには様々な要素が絡み合い,表面化するまで少しの不安を抱えながら待つことになる。しかし,肝心なのはそこから目を離さないでいることだと思う。ひどく感情的だけれど,思いは届くと信じたい。ちょうどその朝,5月に鉢植えした綿花が咲き出した。


 金曜2校時。久々の授業。5年生相手に物語文の読解を行った。しばらくぶりなので授業勘はにぶりまくりで,とても及第点ではない。だから残念という気持ちは大きいがいくらかの充実感もある。それは何かといえば子供の真っ直ぐな視線や,応答によって出てくる声が形づくってくれるのだと思う。いい仕事だ。


 『総合教育技術』誌が結構骨太の特集を組んだ。「安倍流『教育再生』徹底検証」。8人の論客,識者に語らせたが,巻頭の特別寄稿は内田樹氏だった。「懇請」して政策や今後の推移について氏に書かせた意図は,なへんにありや。「刮目して読むべし」とある。おそらく唯一外交という視点で語っているからか。


 糸井重里の新刊『ぽてんしゃる』を注文したらおまけがついてきた。エアープランツと称され,土を必要としない植物らしい。「チランジア・ウスネオイデス」という正式名称で,検索すると結構ヒットする。どこまで育つものなのか。なにしろ「ぽてんしゃるな植物」として特典に採用されたわけだから。楽しみ。