すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

納豆ネタが糸をひく

2016年10月19日 | 雑記帳
 「たべびとブログ」に納豆汁のことを書いていたら、結構よみがえってくる思い出があった。私が小2の時亡くなった祖父は、よく納豆をすり鉢でつぶしていた。それを傍でじっと見ていた気がする。ほどなく自分がその役目を担うことになった。「納豆つぶしは男がやるのだ」と祖父に言われたような気もする。



 納豆といえば、よく話題になるのが調味料のことだった。現在だとタレ付きが普通なので、地域や家庭による違いは少なくなっていると思う。私が育った家では「県南砂糖王国」を象徴するように、砂糖と醤油であった。高校生の時、たまたまその話題になり、砂糖を入れない家庭があったことに驚いた記憶がある。


 納豆を使った料理はバリエーションが多くなり、楽しめるようになった。昔に比べると匂いもきつくない気がする。それでも苦手な人が多いのは確か。そんな人に食べさせるおせっかい?も楽しい。かつて大嫌いという同僚に、知り合いの店でマスターに頼み、串揚げにしてもらったらなんなく食べたのは痛快だった。


 幼い頃は自宅で藁に包んで作っていた。いわゆる藁納豆。しかし当時は「チチコナットウ」と呼んでいたような。気になって調べたら「チチコ」とは「人に贈る土産物」の意味で「包み」に由来することに納得した。ところで、納豆を取り上げた名曲をご存知だろうか。『くどい太めの納豆売り』bye伊藤秀志。笑える。

 こちらのyoutubeで→https://www.youtube.com/watch?v=TY0Ir_iCxSg