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択一式試験について

2014-09-09 05:00:01 | 試験情報・傾向と対策


平成26年度試験の択一式、
全体としてのレベルは例年並みといえます。
ですので、基準点も、ここのところの基準点と大きく違ってくることはないでしょう。

そこで、出題内容をみると、
事例の問題が多かったです。
ですので、単に覚えただけという状況ですと、
厳しいとところがあったと思われます。

応用力や考える力、これが身に付いているかどうか、
これによって、得点状況にかなり影響が出たでしょう。

それと、出題形式ですが、
数年前から、
「組合せ問題」、正しいものや誤っているものの組合せを選ぶ問題が
出題されています。
平成26年度試験でも、かなり出題されました。
で、組合せ問題については、
1つを確定できると、答えが絞り込めるので、
通常の5肢択一よりレベルが下がるってことがあります。
つまり、この形式の問題が多いと、得点が伸びるってことがあり得ます。

それに対して、平成26年度の試験で初めて出題があった形式、
「正しいものはいくつある」という問題、
この形式は、通常の5肢択一よりレベルが上がります。
すべての記述について、正誤の判断ができないと答えが出せませんからね。

他の資格試験でも出題されている形式ですから、
今後も出題されてくるでしょう。

ですので、平成27年度試験を受験される方は、
この形式が出たときの対策、これを考えておいた方がよいでしょう。

通常の5肢択一であれば、正しいものを選ぶ問題で、
この肢が正しいと確信を持てたら、他の肢は読まずに、先に進むことができます。
それによって、時間を短縮することができたりします。

しかし・・・「正しいものはいくつある」ですと、すべての記述を読まないと
答えを出せません。
ですから、時間を使うということもあり得ます。

出題の内容にもよりますが、場合によっては、後回しにするという手もあるでしょう。

ということで、
平成27年度試験まで、まだまだ時間がありますから、
今後、勉強をしていく中で、対策を考えておきましょう。


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労基法19-3-E

2014-09-09 05:00:00 | 今日の過去問
今日の過去問は「労基法19-3-E」です。


【 問 題 】

割増賃金の計算の便宜上、1日における時間外労働、休日労働
及び深夜労働の各時間数に1時間未満の端数がある場合は、1日
ごとに、30分未満の端数を切り捨て、30分以上の端数を1時間
に切り上げて計算する措置は、法違反として取り扱わないことと
されている。


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【 解 説 】

設問の端数処理は、「1カ月」の時間数について認められている
ものです。「1日」ごとに行うことはできません。


 誤り。 
 

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