日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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(175)竹=タケ

2006年01月04日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

お正月といえば挨拶で“おめでとう御座います”という上の句から始まる
新年は、初夢、おせち料理、お年玉、初活け・・など、どれを取っても『壽』がついてまわる。
植物に目を転ずればやはり『松・竹・梅』は、なんといっても正月の華。
そこで今日は[竹=タケ』を取り上げた。



近くの竹林で

(モウソウダケ)は北海道から南西諸島の各地に植栽され、竹林を形成している。
1736年頃に中国から薩摩藩にもたらされたという。
マダケよりも大きくて太く、樹高12mになる。12mといえば、4階建ての高さに相当する。
この高さまで一ヶ月ほどで一気に到達してしまう。
 稈は太く、直径8-20cm。
下のほうの節は単環である点が、マダケとのもっとも簡単な区別できる。
上写の竹の根を見るとゴツく力強い。竹林は地盤がしっかりする。
地震が来たときは竹林に避難と教えられた.。
そんな竹藪東京にあるわけねいよ・・・・
せいぜい学校のグランドダベェ・・・・・・・・。


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今日の余録

雪の重みで竹が破裂

埼玉、群馬の山間地方に行くと、屋敷の周りに大きな大木に混じって竹林がある。
この地方は北風、特に空っ風〔上州おろし〕が強く防風林としての役目を果たすのであろう。

雪の降ったときは竹林に一面に積もって竹幹が弓張り状に曲がる。風が吹いてきて葉から雪を落ちると軽くなり一気に竹幹がバネの役目を果たし元通りの垂直に跳ね起きる。また逆に重みに耐えられなくなってバリバリハリ、パーンと節目が大きな音と共に破裂して内部の白い部分をさらけ出し弾力性を失い折れてしまう。
しばらくすると、陽が差してきて雪の重さがまし、耐えられなくなり一度に数本連続して破裂する音が、アッチでもコッチでも竹やぶに鳴り響く。朝の静寂の銀世界に弾けわたる。
そのとき、竹林で雪ごもりをしていたたくさんの鳥が音にたまげて飛び立つ。雀のお宿というくらいですから竹藪にはスズメ、ハト、コジケイなどいろいろの鳥がすんでいる。

それが朝8時から9時ごろに掛けてはじまる。子供たちが学校に通学する時刻と重なる。
冬の降雪期になると、こんな光景を何度か見かけた。

  

 

コメント (4)
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