和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

変格青春小説であるまいか。

2012-07-11 | 短文紹介
出久根達郎氏が
三木卓著「K」(講談社)の書評を載せておりました。
朝日新聞2012年7月1日読書欄。
書評の最後は

「『ぼく』という一人称の文体が軽妙なので(エッセーのようだ)、少しも深刻でない。Kは魅力的な『愛(かな)しい女』にうつる。文章の魔術の勝利だ。これは夫婦物語ではない。変格青春小説であるまいか。」
コメント
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