出久根達郎氏が
三木卓著「K」(講談社)の書評を載せておりました。
朝日新聞2012年7月1日読書欄。
書評の最後は
「『ぼく』という一人称の文体が軽妙なので(エッセーのようだ)、少しも深刻でない。Kは魅力的な『愛(かな)しい女』にうつる。文章の魔術の勝利だ。これは夫婦物語ではない。変格青春小説であるまいか。」
三木卓著「K」(講談社)の書評を載せておりました。
朝日新聞2012年7月1日読書欄。
書評の最後は
「『ぼく』という一人称の文体が軽妙なので(エッセーのようだ)、少しも深刻でない。Kは魅力的な『愛(かな)しい女』にうつる。文章の魔術の勝利だ。これは夫婦物語ではない。変格青春小説であるまいか。」