和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

よりかかり。利用し。吸収して。

2015-03-07 | 短文紹介
伊藤正雄著「文章のすすめ」を
ひらいていたら、
丸谷才一著「日本語のために」(新潮社)
への言及がある。
この単行本はもっていない。
さっそく古本で注文。

古書店OffBeat(東京都練馬区練馬)
300円+送料164円=464円

単行本初版(昭和49年)帯あり。
本文はきれい。

パラリとひらき
この箇所を引用。

「日本語にとって漢字と漢語は
欠くべからざるものである。奈良朝以前から、
それによりかかり、それを利用し、
それを吸収して、国語は出来上がつたのだ。
そして中国文の翻訳の技術――
漢文によつて日本語の文体の重要な部分が
形づくられたことは、改めて確認するまでも
あるまい・・・・」(p42)


うん。
とりあえずの、パラリ(笑)。

追記。
しばらく動かなかった、
旧式パソコンがいつのまにか再稼動。
おそるおそるの使用に耐える。
ゆっくりの操作なら
フリーズせずに使えそう。
ありがたい。
まだ、このブログの
書き込みに使えます(笑)。
コメント
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