今日は、ひさしぶりに東京へ。
高速バスで行きます。
電車は使わなくなりました。
快晴で、富士山が見えました。
白い裾野がひろがっています。
藤原正彦著「大いなる暗愚」(新潮社)
を持っていきました。
読みませんでしたけれど(笑)。
まあ、その「はじめに」を引用。
「本書は週刊新潮の写真コラムに
連載したものを集めたものである。
この欄はもともと長年にわたって
山本夏彦氏が担当していたもので
私も愛読者の一人だった。・・・」
こうはじまっており、
最後も引用しておきます。
「・・・駄文を排するため、一篇を
書き上げるたびに愚妻に頭を下げて
読んでもらった。愚妻の『何これ』で
そのまま丸めた完成原稿もいくつかある。
もし本書に一篇でも駄文があれば専ら
それを見落した愚妻の節穴を証明する
ものである。
もし本書を貫く感覚がどことなく古臭い
としたら、『時代遅れの日本男児』と
看破した夏彦氏の慧眼を証明する
ものである。
もし本書に新しい視点が少しでもあった
としたら、それはいつも本質を外して
おいてくれるマスコミの親切のおかげである。」
うん。パラリパラリと
数篇を読んでは外の景色を見ている
という贅沢なバスの車中でした。
高速バスで行きます。
電車は使わなくなりました。
快晴で、富士山が見えました。
白い裾野がひろがっています。
藤原正彦著「大いなる暗愚」(新潮社)
を持っていきました。
読みませんでしたけれど(笑)。
まあ、その「はじめに」を引用。
「本書は週刊新潮の写真コラムに
連載したものを集めたものである。
この欄はもともと長年にわたって
山本夏彦氏が担当していたもので
私も愛読者の一人だった。・・・」
こうはじまっており、
最後も引用しておきます。
「・・・駄文を排するため、一篇を
書き上げるたびに愚妻に頭を下げて
読んでもらった。愚妻の『何これ』で
そのまま丸めた完成原稿もいくつかある。
もし本書に一篇でも駄文があれば専ら
それを見落した愚妻の節穴を証明する
ものである。
もし本書を貫く感覚がどことなく古臭い
としたら、『時代遅れの日本男児』と
看破した夏彦氏の慧眼を証明する
ものである。
もし本書に新しい視点が少しでもあった
としたら、それはいつも本質を外して
おいてくれるマスコミの親切のおかげである。」
うん。パラリパラリと
数篇を読んでは外の景色を見ている
という贅沢なバスの車中でした。