伊藤正雄著「福澤諭吉論考」(吉川弘文館)の
古本は、除籍図書。
以前は大阪教育大学付属図書館にあったもので、
除籍済のシールが貼ってある。
なにわ屋贅六(埼玉県草加市新里町)
4800円+送料350円=5150円でした。
鉛筆での印がところどころにあり、
注意して読まれた本なのだろうと、
いう感じが伝わってきます。
表紙も手垢感がありました(笑)。
最初の方を、パラリとひらくと
「福沢諭吉と国語の問題」のなかに、
こんな箇所
「・・これは『文字之教』よりずっと後年
の明治22年に書かれた『文明教育論』と
いふ文章の一節であるが、封建時代以来の
旧式な暗記中心の教育が、むづかしい古語
古文の詰めこみに終始して、最も大切な
国民の科学的思考力や、合理的判断力を
麻痺させてしまふことを憂へて、
文明の教育は、文字の知識よりも、
推理力や想像力、あるいは創造力などの
発育に重きをおかなければならないことを
論じたものであります。」(p41)
うん。
私はこれを読みながら、
ちょうど、漢字のことを
思っていたので、
イロハの片仮名から、
漢字の偏や旁へとつながる、
漢字の導入の道筋を思い描いておりました。
漢字は楽しまなければ(笑)。
古本は、除籍図書。
以前は大阪教育大学付属図書館にあったもので、
除籍済のシールが貼ってある。
なにわ屋贅六(埼玉県草加市新里町)
4800円+送料350円=5150円でした。
鉛筆での印がところどころにあり、
注意して読まれた本なのだろうと、
いう感じが伝わってきます。
表紙も手垢感がありました(笑)。
最初の方を、パラリとひらくと
「福沢諭吉と国語の問題」のなかに、
こんな箇所
「・・これは『文字之教』よりずっと後年
の明治22年に書かれた『文明教育論』と
いふ文章の一節であるが、封建時代以来の
旧式な暗記中心の教育が、むづかしい古語
古文の詰めこみに終始して、最も大切な
国民の科学的思考力や、合理的判断力を
麻痺させてしまふことを憂へて、
文明の教育は、文字の知識よりも、
推理力や想像力、あるいは創造力などの
発育に重きをおかなければならないことを
論じたものであります。」(p41)
うん。
私はこれを読みながら、
ちょうど、漢字のことを
思っていたので、
イロハの片仮名から、
漢字の偏や旁へとつながる、
漢字の導入の道筋を思い描いておりました。
漢字は楽しまなければ(笑)。