高野澄著「古典と名作で歩く本物の京都」(祥伝社黄金文庫)。
はい。古本で「京都」とあると触手が動き、
この本を買いました(笑)。
はい。はじまりの方と、あとがきとを紹介。
「京都の朝は東山の裏側から明けてくる。
上空がかなり明るくなってきても、
京都のひとびとの顔には、まだ陽光はささない。
京都は盆地だから夜があけるのはおそいということを、
京都にすむひとは意外に知らない。
そのかわりに、とでもいうように、
上空が明るくなるにつれて
東山の稜線があざやかになってくる。
それを清少納言は
『山ぎは、すこしあかりて』と表現した。
むかしもいまも、
京都に住むひとは自分だけの
東山の色彩のイメージをもっている。
・・・・」(p12)
はい。夜明けの京都の東山。
つぎは、「あとがき」。
こうはじまっておりました。
「 京都に住みたいと考え、あれこれと計画し、
やってきてから38年目の『文学でめぐる京都』
には、熱い思いをそそぐことができた。
過熱しないよう、自分をおさえるのに苦労があった。」
ちなみに、
高野澄著「文学でめぐる京都」(岩波ジュニア新書・1995年)。
そして「古典と名作で歩く本物の京都」(祥伝社黄金文庫)は
平成28年に「あれからさらに20年がすぎ、改題して復刊・・」
とあります。岩波ジュニア新書の改題復刊の文庫のようです。
はい。古本で「京都」とあると触手が動き、
この本を買いました(笑)。
はい。はじまりの方と、あとがきとを紹介。
「京都の朝は東山の裏側から明けてくる。
上空がかなり明るくなってきても、
京都のひとびとの顔には、まだ陽光はささない。
京都は盆地だから夜があけるのはおそいということを、
京都にすむひとは意外に知らない。
そのかわりに、とでもいうように、
上空が明るくなるにつれて
東山の稜線があざやかになってくる。
それを清少納言は
『山ぎは、すこしあかりて』と表現した。
むかしもいまも、
京都に住むひとは自分だけの
東山の色彩のイメージをもっている。
・・・・」(p12)
はい。夜明けの京都の東山。
つぎは、「あとがき」。
こうはじまっておりました。
「 京都に住みたいと考え、あれこれと計画し、
やってきてから38年目の『文学でめぐる京都』
には、熱い思いをそそぐことができた。
過熱しないよう、自分をおさえるのに苦労があった。」
ちなみに、
高野澄著「文学でめぐる京都」(岩波ジュニア新書・1995年)。
そして「古典と名作で歩く本物の京都」(祥伝社黄金文庫)は
平成28年に「あれからさらに20年がすぎ、改題して復刊・・」
とあります。岩波ジュニア新書の改題復刊の文庫のようです。