和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

この夏、『井戸を掘る』。

2023-07-20 | 温故知新・在庫本
渡部昇一著「知の井戸を掘る」が、新刊で出ている。
渡部昇一氏は2017年4月17日逝去。享年86歳でした。
あらためて新刊なのかなと思いながら買ってしまう。

発行所:青志社。編集人・発行人は阿蘇品蔵。
2023年6月24日第一刷発行とあります。

はい。目次を見ていたら、何か格言が並んでいるようで、
かってに目次から選んで、福沢諭吉の『心訓』よろしく、
目次の言葉をならべてみたくなりました。


〇 ≪よい人間関係≫は滋養のように≪じんわり≫効いてくる

〇 ≪感謝する心≫はすべての人間をハッピーにする

〇 師でもライバルでも≪発見する≫のは自分

〇 情報氾濫の時代だからこそ≪グルメな読書≫を

〇 生き方の≪襟≫を正してくれる古典

〇 ≪相性の合う≫本にはどんどん書き込みを

〇 まずは自分の≪興味の波長≫をしっかり決めること

〇 情報を生かせる人、情報に振り回される人

〇 ≪関心のブレークダウン≫を試みるのも一つの手

〇 ≪情報の捨て方≫に有能さが問われる時代

〇 自分の頭を刺激し続ける情報・資料は身近に置く

〇 ≪感謝する≫ことには敏感、≪感謝される≫ことには鈍感であれ



はい。目次だけで9ページある(文字も大きいのですけれど)
はい。目次だけでもう元をとった気持ちになれる不思議(笑)。


ちなみに、本文の最後には

「この作品は月刊『BOSS』1996年12月号から97年5月号に連載した
 『新・知的生活の方法』に大幅な加筆・改編を施し、1999年4月、
 株式会社三笠書房より刊行した『ものを考える人考えない人』を
 改題して新装復刊したものです。」( p243 )

とありました。はい。私は新刊が出た時のようにひらきました。
目次だけですけれど。気になった目次のページをひらきました。
コメント (2)
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