小西甚一著「古文の読解」(ちくま学芸文庫)。
この解説は武藤康史。
そこに、「小西甚一は大学受験ラジオ講座の
講師でもあった」という箇所があります。
そこを引用。
「『旺文社大学受験ラジオ講座テキスト』を
めくってみたところ、初登場は昭和29年9月。
・・・この昭和29年9月号の巻末には
『新講師の横顔』が載っていた。
『古文 小西甚一先生』の項は、
教育大学の三階、国文学研究室の一隅から
時々朗々たる謡曲のもれてくる時がある。
その声の主こそ多趣味をもって知られる
小西先生の謡の稽古の一時なのである。
・・と書き出されていた。
このとき小西甚一、39歳。
その他俳句は加藤楸邨氏主催の『寒雷』の
同人であり、能は観世寿夫氏の門下、狂言は
和泉流の野村万之丞氏に就き、
その他趣味は数えればきりがない程、・・」
(p532)
う~ん。
『朗々たる謡曲のもれてくる時』
っていいだろうなあ。
なんて、思う年頃となりました(笑)。
この解説は武藤康史。
そこに、「小西甚一は大学受験ラジオ講座の
講師でもあった」という箇所があります。
そこを引用。
「『旺文社大学受験ラジオ講座テキスト』を
めくってみたところ、初登場は昭和29年9月。
・・・この昭和29年9月号の巻末には
『新講師の横顔』が載っていた。
『古文 小西甚一先生』の項は、
教育大学の三階、国文学研究室の一隅から
時々朗々たる謡曲のもれてくる時がある。
その声の主こそ多趣味をもって知られる
小西先生の謡の稽古の一時なのである。
・・と書き出されていた。
このとき小西甚一、39歳。
その他俳句は加藤楸邨氏主催の『寒雷』の
同人であり、能は観世寿夫氏の門下、狂言は
和泉流の野村万之丞氏に就き、
その他趣味は数えればきりがない程、・・」
(p532)
う~ん。
『朗々たる謡曲のもれてくる時』
っていいだろうなあ。
なんて、思う年頃となりました(笑)。