和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

欺瞞(ぎまん)。

2014-11-12 | 短文紹介
今日は、高速バスに乗車しての行き帰りで、
こういう場合は、私は対談集に限ります(笑)。

金美齢・長谷川三千子「この世の欺瞞」(PHP)
副題が「『心意気』を忘れた日本人」。

一箇所引用


長谷川】  ・・「朝日新聞」のことはさておき、
金さんがおっしゃるように、安倍さんが苦しい
ときこそ、むしろ一緒になって応援するべきなのに、
いわゆる保守派の知識人と言えるような人たちが、
『安倍は本当の保守ではない』
『新自由主義に引っ張られている』
『やっぱりポチ政権になっている』
などと、まあ、好き勝手に放言するわけですよ。
そういう人たちを見ていると、何て言うかしら、
誰かを批判する言葉じゃないとしゃべれない
みたいな感じがするんです。
批判をするのが好きというよりも、
それしか言葉を持っていない。
何かを叩いていないと、自分の存在意義が
確認できないという人が多いんじゃないかしら。
(p99)


うん。乗り物の中では、
できるだけ本は読まないで、
目の疲れには注意しようと思うのですが、
バスのなかでも、
対談だと、ついつい活字を追ってしまいます。
コメント
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