Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

判別困難

2023年03月05日 06時30分00秒 | Weblog
 「そのネイチャーに面白い記事がありました。2014年1月16日号の「今週の注目記事」に、「自閉症と統合失調症に見られる遺伝的変異」という論文があったのです。その論文の解説によると、自閉症と統合失調症には共通した遺伝的な変異、つまり多くの人との違いが見つかるのだそうです。
 自閉症は発達障がいの一種です。一方の統合失調症とは、遺伝と環境が深くかかわった精神疾患です。およそ100人にひとりの割合で罹(かか)るそうです。この2種類の症状には、遺伝子のレベルで共通性があるというのです。

 障がい者刑事弁護をしていてよく見るのは、統合失調症と発達障害である。
 統合失調症を患っていた有名人としては、ジョン・ナッシュが真っ先に挙げられるが、彼の言動などは発達障害の特徴とも似ているらしい。
 それもそのはず、上の記事によると、自閉症(発達障害の一種)と統合失調症には、遺伝子のレベルで共通性があるというのだ。

 「しかし、1970年にラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」でロイヤル・アルバート・ホールのチケットを完売させ大成功を収めた時には、すでに強い精神的・心理的な問題と格闘していた。その後、完全に神経衰弱状態に陥り、1971年にオーストラリアに戻る。そして彼は、統合失調感情障害との診断を受け、およそ11年にわたり様々な神経科病院や施設を転々とする。

 「香山さん これはあくまで私見ですが、ベースには発達障害があるのではないでしょうか。 強いこだわりや個性的なコミュニケーションは自閉症スペクトラム障害に似ています。
彼ぐらい知的にも高いタイプは、アスペルガー症候群と呼ばれることもあります。
 こういう人たちの中で、ひとつの能力がものすごく秀でている人たちがいる。サヴァン症候群ともいわれます。

 デイヴィッド・ヘルフゴッド も、統合失調症と診断されたそうだが、香山リカ氏の指摘では、自閉症スペクトラム障害に似ているということである。
 ちなみに、弁護士には、アスペルガー症候群の人が多いとされている(職業と人格障害)。
 おそらく、法曹全般にその傾向があると思う。
コメント
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