Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

えらい人

2010年04月08日 07時36分48秒 | Weblog
 先日、島田仁郎前最高裁長官の講演会に行ってきた。東大法曹界の行事である。
 同期の弁護士も出席するだろうと思っていたが、予想は外れ、狭い部屋(法曹会館の一室)に20数名くらいの人たち、しかも、年配のかたばかりが座っていた。前最高裁判事、前検事総長、元日弁連会長などがズラリと並ぶ。マチベンのバーディーはそもそもお呼びでないようだ。
 さて、講演のテーマは「裁判員制度にご協力を」というもので、内容は一部オフレコということだが、支障のない範囲で言うと、約20年前から最高裁(「刑事裁判官」ということなので、おそらく刑事局?)で検討が進められてきた裁判員制度は、陪審制に対する裁判官の強い反発のため、参審制的性格を強めることによって何とか実現をみた、出だしも順調、というもの。どうやら、裁判所(しかも刑事畑の人だけ)が法務省などを巻き込んで実現させた制度ということのようだ。

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