先日、島田仁郎前最高裁長官の講演会に行ってきた。東大法曹界の行事である。
同期の弁護士も出席するだろうと思っていたが、予想は外れ、狭い部屋(法曹会館の一室)に20数名くらいの人たち、しかも、年配のかたばかりが座っていた。前最高裁判事、前検事総長、元日弁連会長などがズラリと並ぶ。マチベンのバーディーはそもそもお呼びでないようだ。
さて、講演のテーマは「裁判員制度にご協力を」というもので、内容は一部オフレコということだが、支障のない範囲で言うと、約20年前から最高裁(「刑事裁判官」ということなので、おそらく刑事局?)で検討が進められてきた裁判員制度は、陪審制に対する裁判官の強い反発のため、参審制的性格を強めることによって何とか実現をみた、出だしも順調、というもの。どうやら、裁判所(しかも刑事畑の人だけ)が法務省などを巻き込んで実現させた制度ということのようだ。
同期の弁護士も出席するだろうと思っていたが、予想は外れ、狭い部屋(法曹会館の一室)に20数名くらいの人たち、しかも、年配のかたばかりが座っていた。前最高裁判事、前検事総長、元日弁連会長などがズラリと並ぶ。マチベンのバーディーはそもそもお呼びでないようだ。
さて、講演のテーマは「裁判員制度にご協力を」というもので、内容は一部オフレコということだが、支障のない範囲で言うと、約20年前から最高裁(「刑事裁判官」ということなので、おそらく刑事局?)で検討が進められてきた裁判員制度は、陪審制に対する裁判官の強い反発のため、参審制的性格を強めることによって何とか実現をみた、出だしも順調、というもの。どうやら、裁判所(しかも刑事畑の人だけ)が法務省などを巻き込んで実現させた制度ということのようだ。