パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ポール・マッカートニーは体調回復を!無理しなくていいよ!

2014年05月20日 19時30分55秒 | ポール・マッカートニー
結局ポール・マッカートニーは日本公演を全て中止
残念だが主催者は今度は早めに判断を下したし
彼のことを思えば無理もさせないで済むし
これでよかったのではないか
(主催者の莫大な損害は気の毒に思うが、、)

外国の事情を知らないのでなんとも言えないが
突然の中止を知らされてもファンは大騒ぎもせず
怒号も聞こえず、ポールの体調を気遣うメッセージが
多く寄せられたことは、ポール側のスタッフも驚いたとのこと

自分も残念ではあったが主催者にもポールにも
怒りはなかった
主催者には、大変だなと同情を禁じ得なかったし
ポールには大丈夫か?と体調が気になった

正直なところ去年のドームのライブが凄すぎた
2時間半以上一人で歌いっぱなし
東京で3回、大阪で2回、福岡で1回
71歳の人間とは思えないくらいのパワフルなライブ

しかし、考えてみればそれも異常
世界中を飛び回って、歌いまくって、サービスしまくって
疲れるだろうに、、、
彼を老人扱いするわけではないが
今度来るときはもう少しペースダウンしてもいいよ
と声をかけてみたい

若々しいだけではない、といって枯淡ほどではない
中庸の、それこそポールらしいバランスのとれた公演
もうそれだけでいい

とにかく彼は世界の宝だから
しばらくはゆっくり休養も必要
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ポール・マッカートニー18日、19日の公演も中止

2014年05月18日 19時38分26秒 | ポール・マッカートニー
やっぱり!
一日で治るわけないと思っていたが案の定

昨日も書いたがポールは働き過ぎ
残念だけど体は以前のようには回復してくれない
そして疲れも

正直なところ月曜の19日
どうしようかと考えていた
一泊するのはホテル代がもったいないし
日帰りで可能かとあれこれ調べてみると
できないことはない
22時東京発のひかりに乗れば豊橋に
23時20分過ぎた頃に着く
飯田線の新城行きは出てしまったあとなので
豊橋駅近くの駐車場に車を置いておけば
何とかなりそう
しかし交通費と駐車場代
キツイな
しかし、本当に最後になってしまうかもしれないので
仕方ないか!
などと考えていたが、4時過ぎの段階で
月曜日も中止の報道

かえってこれでホッとしたというか諦めがついた
地方からのファンにとっては聴けないこともあるけど
交通費、ホテル代が無駄になったのも辛い

しかし、そうはいうものの老人になったポール・マッカートニーに
自分の体を大事にしてほしい
今度はやるんならもっとのんびりしたスケジュールで
リラックスしてやってほしい

オリジナルキーで歌えなくてもいいから
いい意味で年齢を重ねた姿を見せてほしい
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ポール・マッカートニー公演延期

2014年05月17日 19時32分41秒 | ポール・マッカートニー
それを知ったのは国立競技場の向かう地下鉄の中。国立競技場のイベントは中止です!
とあったが他のイベントもあるのだと思いこもうとしたが、残念お目当てのボール•マッカートニー公演だった。

ボールにこんな目にあわされるのは今度で2度目。
大麻所持でパーになった名古屋公演が前回。つい思い出してしまった。
やってくれるね~ボールさん。

信じられない元気ぶりだったボールもやはり人間でそれなりの年齢なんだと実感。


会場がは知らなかった人、諦めきれない人、これも記念と割り切っている人で溢れていた。


さて、自分はどうしよう。
交通費と宿泊代馬鹿にならないし、しかし今度こそ最後のような気がするし!
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ビートルズじゃなくてポール・マッカートニー

2014年05月12日 20時06分07秒 | ポール・マッカートニー
やっぱり追加公演があったポール・マッカートニーの公演
しかも会場は天気の心配の要らない武道館
ビートルズ時代に行ったところ
そのチケットが発売、今日まで抽選の受付があるようだが
そのチケットの価格がアリーナ席10万円
その他6万、4万とか結構な価格

雨が降っても大丈夫だし近くで見られるし
伝説のライブの再演としても
少しばかり値が張りすぎるので
今回のエントリーはパス
国立競技場の17日の公演を楽しむことにする

ところでポール・マッカートニーの公演を
体験しようとする人の大半がビートルズの
ポール・マッカートニーを追体験したいと思っている
のではないだろうか
演奏曲もビートルズ時代のものを懐かしく思うし
ウイングス時代やソロの曲はあまり知らない可能性もある

自分はビートルズのポール・マッカートニーじゃなくて
単純に音楽家ポール・マッカートニーに興味がある
確かにビートルズ時代はひとつのピークだったかもしれない
若かったし、アイデアもメロディーも無尽蔵のように湧き出てきた

しかし、ソロやウイングス時代だって相変わらず
歌う楽しみに満ちた曲、凝りに凝った曲、実験的な曲だってある
レッド・ローズ・スピードウェイのアルバムの中にも
マイ・ラブより良い曲や(When the nightなど)
ピンクフロイドふうなものや
得意のメドレーだって充分楽しめる

タッグ・オブ・ウォーのアルバムでも
分別くさい(?)エボニー・アンド・アイボリーよりも
what are you doing のほうが音楽の楽しみに満ちているような

ロンドン・タウンだって終曲は面白いし
ラムは全曲が圧倒的に楽しい

つまり、何度も繰り返すけれど
ビートルズじゃなくてポール・マッカートニーという
音楽バカを、その世界を体験することは
クラシックの世界ではモーツァルト、パガニーニやリスト、ショパンを
その本人の演奏を体験することと同じこと

有名だから見逃すことはできないのではなく
稀有な音楽体験をすることができそうだから
外す訳にはいかない

今回もセットリストは気にしないで
その場で何が来るか楽しみにしたほうが
より楽しめそうだから
余分な情報はシャットダウンしておこう

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5月のポール・マッカートニー公演で聴きたい曲

2014年04月25日 20時40分04秒 | ポール・マッカートニー
5月17日 土曜日の分をゲットしたポール・マッカートニーの
国立競技場でのライブ・コンサート
昨年のドーム公演は予めセットリストを確認していないのが幸いして
次はどんな曲なのか!と楽しめたが果たして今回はどんな曲が
演奏されるのだろう


昨年は珍しい1985とか
アナザーデイ
レットミーロールイット
ヘルタースケルター
このあたりが十分楽しめた
そういえば、HiHiHiもライブでやるとなかなか良かった

今度はあれからそんなに時間を開けていないので
演奏曲は大体同じなのだろうか?

おそらく最後の方も締めは前回と同じメドレーに違いない
あれはほんとうに完成度の高いメドレーだ

ところで、今度聴けたらいいなと言う曲
SHE LOVES YOU
JUNK
RAM ON
WANDERLUST
DEAR BOY
OH DARLING
Letting Go

ハローグッバイとWhen I'm 64とかフール・オン・ザ・ヒル
これらも面白いと思うけど多分やらない

それにしても改めてこれだけの曲のあることの凄さ
同時代の天才の一人と同じ空間にいられることの幸せ
願わくば、5月17日は晴れますように!
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やっぱり!でもこんな早いとは(ポール・マッカートニー日本公演)

2014年03月27日 18時55分46秒 | ポール・マッカートニー
昨年秋に行われたポール・マッカートニーの東京ドーム公演
最後に、また来る!
というようなメッセージを残したから
またいつか来るんだろうと思っていたが
朝一番のニュースで5月にポール・マッカートニー再来日公演
が報道されていた

早っ!
3月も終わりだから、あとひと月ちょっとということ
ということは、今度の演奏曲目はこの間と同じかな
と想像するけれど、あのドームのライブは本当に良かったから
早速、ぴあで先行予約に応募
一応5月17日の東京、国立競技場にエントリー
さて結果は?

前回のポール・マッカートニーの興業の経済効果は
楽天が優勝した時よりも大きかったとか
たった一人がこれだけのことをなしうるとは、、、

今度チケットが当たったら
ライブ向きの曲ばかりでなく、マニアックなのも聴きたいな
まずは、あたりますように!
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ポール・マッカートニー スカパーテレビ放送

2014年03月23日 08時50分27秒 | ポール・マッカートニー
やっぱり寝てしまったポール・マッカートニー
東京ドーム公演のスカパー放送

12時間ぶっ続けで、お目当てのライブ以外にも
興味深い映像や話がたくさんあったが
いつも早寝で11時を越えて起きていることはないから
ライブの早々にダウン

気がついたらアナザーデイをやってたと思ったら
ヘイ・ジュードの会場の皆の合唱部分
肝心な部分はほとんど夢の中

いかんいかん、と思いながら後半の30分からいは
まじめに画面に集中

あの日のことを思い出しながら見たわけだが
やっぱり現場での感じとはだいぶ違う
当たり前といえば当たり前だが
音圧、音の迫ってくる、いや音が空気を通じて
包み込む感じ、それが体の中に入って精神に
変化をもたらす感じはテレビ画面では残念ながら感じられない

それと一番楽しめない理由は曲の順番を知ってしまっていること
このライブは最終日のもので自分が行った2日目のとは
若干の変更はあるもののほとんど同じ
生で聴いた時は、次は何が演奏されるのか
その不安感、期待感でいっぱいだったが
今回は次はあれだったかな?
と冷めている自分がいる

で、それでも最後のアビーロードのメドレーは
終わりにふさわしく素晴らしく
これで締めとするプログラムは完全だ

1976年、ウイングスのライブをウィーンで見た時は
うっすら覚えてる記憶では最後はバンド・オン・ザ・ランの
Picasso's Last Words のメドレー部分のような気がしたが
違ってるかもしれない
とにかく、drink to me ~の酒酔いのいい気分になっているところに
ho he ho が急に登場して効果的だな
と思ったことが印象に残っている

この12時間ぶっ続けのポール・マッカートニー特集
本当はもう少し音楽関係者の専門的な話を聞きたかったな

関連番組のなかで興味深かったのは
「Chaos and Creation at Abbey Road」
音楽ができていく過程をスタジオに十数人の観客を招いて
紹介していく
ドラムス、効果音、ピアノなど
4トラックのテープに少しづつ音が重ねられていって
最後に歌をかぶせる
音楽が生まれる瞬間の神秘と楽しさに満ちて
こうした番組があること自体が羨ましく思ってしまう
日本ではこうした番組はできないものか

日本だと折角ミュージシャンが集まっても
楽屋話や内輪の話に終始しそう
音楽のことだけを中心に扱う番組を
NHKでいいから演ってくれないか

あとはキス・オン・ザ・ボトムの録音(ライブ?)も
結構楽しめた
徐々に演奏上の会話が円滑になっていくさまは
音楽はまさに会話そのものと感じさせる

それにしてもポールの懐の深さはどうだ

100年後
歴史に残る音楽家はポール・マッカートニー
社会とは関係のないところで時を経て
音楽だけで評価をされるなら
きっとこの左利きのタレ目の童顔の音楽バカは
間違いなくモーツァルト並みの評価を受けることになるだろう

ホント、好きだなポール・マッカートニー
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レッド・ローズ・スピードウェイを久しぶりに聴いて!

2013年11月24日 19時06分51秒 | ポール・マッカートニー
19日のポール・マッカートニーの東京公演から数日経ったが
この頃は「おさらい」を兼ねてレコードを引っ張りだしている
今日珍しく聴く気のなったのは

マイ・ラブが入ったこのアルバム

しかし、マイ・ラブはそんなに好きではないし
記憶に残っていることといえば、
散漫なアルバムだったという感じだけ
アルバムの中で当時まずまずかなと思ったのは
「ワン・モア・キッス」
ポールが時々見せる鼻歌の感じの曲
結構心地良い
「ファースト・インディアン・オン・ザ・ムーン」
シンセサイザーの宇宙的な感じだったな!
ということが記憶に残っている

で、今日聴き始めたら
最初の「ビッグ・バーン・ヘッド」
そうそうこんなんだった、割合面白いじゃないか
流して聴いていても傑作とは言えないまでも
充分楽しめる

途中は飛ばして

「ホエン・ザ・ナイト」
イントロから続くキーボードは「オー・ダーリン」を思い起こさせる
ライブで演ったら違和感ないかも

得意のメドレーの中では
「レイジー・ダイナマイト」がわかりやすいメロディーで
ポールでなくても歌ったらとても気持ちよさそうな曲
聴く楽しさよりは、身体的・精神的な快感が得られそう

ところでこのメドレーのまとめ方
まるでベートーヴェンの第9みたい
あるいはブルックナーの第8番終楽章みたい
つまり先行するメロディーが全て回帰する
その効果・統一感はなかなかのもの

ポールはベートーヴェンを意識したのだろうか
それとも、そうすれば劇的な効果と統一感が得られると
感じとってこの方法を採用したのか

メロディの回帰は
アビーロードでも「You Never Give Me Your Money」のメロディが
突如として復活する部分があるがこれもとても効果的

バンド・オン・ザ・ランのメドレーでも
特徴的な「ホ・ヘ・ホ」のフレーズが回帰する

ついでに思い出したのがチューリップのアルバム「テイク・オフ」
ポールの影響を受けている財津和夫はメロディの回帰・同時演奏を行っている

ということで、散漫に思えたこの「レッド・ローズ・スピードウェイ」も
やっぱりポールの技術的な好みの部分がしっかり味わうことができる

思いがけない発見があるから
自分の評価の中では中途半端なアルバム
「Back To The Egg」
「McCartney II」
「Press To Play」
この際も聴いてみようかな





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ポール・マッカートニーの動画から連想すること

2013年11月24日 08時22分52秒 | ポール・マッカートニー
ポール・マッカートニーの公演
確か動画の撮影と録音は禁止だったはず
(携帯での撮影は許可されていたが)
それは大阪でも福岡でも東京でも一緒

ところが、Youtubeには動画がアップされている
明らかに高性能なカメラでの撮影
来年に放送するスカパーがらみなら理解できないこともないが
明らかに素人の映したもの

問題は困ったことにその動画を見て喜んでしまう人達がいるということ
行けなかった人が感謝のコメントをアップしたり
体験した人があの感動を振り返ったりできている
自分も客観的に眺めれば、感動を振り返って喜んでいる気持ちが
存在するのは事実

でも、肖像権やら著作権やらの関係、あるいは主催者の営業的な面からも
個人で楽しむならまだしも、動画にアップしてしまうのは違法

そしてその違法の行為を堂々と行っている人たちがいる
個人で楽しむより、みんなに感動を共有してほしいと思った人もいれば、
単に興味本位で自己顕示欲が強いだけの人もいるに違いない

ここで問題は、結局のところ規則は守られないということ
その規則自体の良し悪しは別として
多分、あらゆる規則は守られない
守られないから破ったものには罰則を考えるが
それでも守られない

残念ながら人間ってそんなもの

最初のうちYoutubeで勝手にアップされて困った音楽関係者も
時間が経つと、それが結果的にプロモーション活動になって
実際のライブ入場者数が増加したと言う例がある

そんな効果もあって、結局、禁止されていたことは
押し流されるように歯止めが聞かなくなり
いまや自ら積極的なYoutubeの活用は大事な販促ツールとなっている

ところで今回のポール・マッカートニー動画
これは日本だけじゃなく他の国でも同じようにアップされている
カメラ・ビデオ撮影の禁止は日本だけの規則とは考えられないから
どの国も規則を守らない人がいるということ
そして、アップされたものを喜ぶ人がいるということ

自分はアップされたものを見ると
確かに振り返ることは出来るが
あの現場で感じた濃密な時間は、
やはりあの場所でしか感じられない
つまり、物足りない
という思いに至る
(しかし、ものすごく不満かといえばそんな事はない)

さて、ここでの結論
以前にもブログにアップしたけれど
人間は必ず規則を破る
間違いを犯す
そして自分とは無関係であると思っていた悪いことも
それを犯すのは特別な悪い人間なのではなく
誰でもちょっとしたキッカケで悪いことをしてしまう
可能性があるということ
(文学と言われるものには、そのところを扱っているものがある)

銃が悪いのではない
銃を持つ人間の問題だ
アメリカの銃規制に反対する人たちの論旨
しかし、一番の問題は
その人間が一番信用出来ないということ

原発でも同じ
何重に安全性を確保したつもりでも
そこに関わる人間全てが100%きちんと規律を守る
と言う可能性はおそらくないだろう

仮に直接関与する人たちはいいとしても
間接的に関与する人たち
事故が起きた時に関与する人たち
そうした人がずっとまともに活動するとは考えにくい

飛行機でも確率論的に管理をして運行しているが
それでも結果的に人為的なミスにより
やはり事故は起きる

原発推進に関して一番の不安は
物理的な安全性というよりは
人間に対する不安感の方が大きい

いざとなったらちゃんと上手くいく
と考えられないこともないが
いざとなったら即お仕舞い
と考えられないこともないので
やはり人間の限界を超えたものとして
原発の稼働をタブー視するのも人間の知恵のような気がする

それにしても、ポール・マッカートニーの動画の話から
反原発の話への展開
いつものように変な連想に終始
これは癖だから仕方ないか?



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ポールの曲作りの中で好きなこと

2013年11月22日 19時15分24秒 | ポール・マッカートニー
今日もポール・マッカートニーのネタ

人は自分では新しいものをつくろうとしても
どうしても癖とか個性とかが現れてくる
敢えてそれを表に出すのもひとつの方法

さてポール・マッカートニーの癖とか好みとは何か?
と考えてみると、その一つに
3つの部分に分かれた曲作りがあるのではないのか
(あるいはメドレー)
本当はポールの癖とか好み以上に
聴き手の自分の好みという方が正しいかもしれないが

この方法の例は、ジョン・レノンの意向が強かったかもしれないが
Happiness is a Warm Gun
はっきり3つの部分に分かれている

Another DayやLive And Let Dieも純然たる形ではないけどそうなってるし
Band On The Run ははっきりしている

メドレーも含めて探せばもっと出てくるかもしれない
特に3つに分かれていると言うより単に
サビのメロディーと他のメロディのメリハリをつけている為かも知れないが

でも3つの部分が確認できると自分は「またやってるな!」
とポールの癖・好みを感じてしまう

その他の癖とか好みは、実は自分がこの手の方法が大好きなのだが
絶妙な対旋律を持った曲作り

エリナー・リグビーの冒頭のメロディと後半のメロディを
一緒に歌われる時の美しさ
ディア・ボーイ リズミックなメロディーとリンダの
大きな旋律線の共演もゾクゾクするほど楽しいし
ワンダーラストも同様
アルバム ロンドン・タウンの終曲Morse Moose and the Grey Gooseも
2つの旋律が同時進行する(ここのところが大好き)
この方法はやり過ぎると食傷気味になるかもしれないが
それでもいつも自分は気持ちよく感じてしまう

ポールの曲ではないがドレミの歌でも
ドミミミソソ
レファファラシシ
ドミミミソソ
レファファラシシ
ソドラファミドレ
ソドラシドレドと続く部分の同時に歌われるところが好き
本当にワクワクする

この手の方法とは対位法とでもいうのだろうか
どのような名前で言われようと、とにかく自分は
この手の技法は大好き

ところで、一気に話はかわってポールのライブで感じたことの一つに
年をとって枯れるといった感覚は全然なかった
ということがある

むしろ信じられない位パワフルで圧倒されたが
この感覚何かに似てる!
と過去に感じた何かを必死に思い出しそうとしたが、
そこで、もしやと思いだしたのが
ラ・フォル・ジュルネで生で聴いたベートーヴェンのミサ・ソレムニス
その時の感覚と似ていた 技術的で力にあふれて、圧倒的な深さを持っている
また音楽ではないがルーベンスの絵の迫力から
感じるものとも似ている様な気がしてならない

ということで、単に自分の思い込みだけを文章にしただけ
でもこんなことを感じさせたり書かせる力を持つポールの音楽は
結果的に凄いということ

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