パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

命名権など

2007年04月04日 22時24分21秒 | Weblog
スタジアムの名前を一定期間企業に売って
自治体の収入の一つにしようとするケースが増えてきている
企業側もそこで行われるイベントの告知の度に
企業名を出す事が出来るので効率の良い(?)
広告と考えているようだ

しかし、そうであっても一般の生活者には紛らわしいい話だ
あのスタジアムの名前は何だったっけ、
そんな場所知らない
こんな話が多くなりそうだ

ラッピングバス
ラッピングされた地下鉄
エレベーターの手すりに賑やかな広告
階段にもぺたぺたとメッセージ
何でも広告の媒体にしてしまうバイタリティーには感心しても
「美しくないなあ!」

全てが「自分が、自分が」と主張しているので
全体としては乱雑に感じるだけになっている

景観としての美しさ
自然でない、人工物である(人工美を体現している)都市も
そうしたものを守るような気配りも必要だと思うのだが
(一定のデザイン的な制限を設けるとか)

つまりはお金を持っている企業は力任せに
自己主張するのではなく
全体のバランス、使いよさを慮って
(コロコロ変わるスタジアム名は不便で仕方ない)
広報活動をしてほしいものだ




コメント
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