パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

子供っぽい好みと社会

2009年10月22日 20時40分04秒 | Weblog
以前、テレビ番組で携帯に使われる絵文字について
外国人にインタヴューしていた時
(絵文字を使っているのは日本だけらしい?)
大半の人は好意的に捉えていたが、
確かフランス人だったと思うけれど彼女は
「子供っぽい!」の一言

確かに、そう言えなくもない!

「子供っぽい」
と言えば最近のファッションの色使い
赤やピンクや黄色のコスプレファッションの類い
そしてそこから発展して生み出されるいろんなもの
それらは奇抜、というよりはどこか子供っぽくない?

子供は原色が好きで、食べ物も単純に甘いものが好き
つまり選択の幅は極めて少ない
その子供の時の発想をいつまでも続けているのはどうなんだろう

勿論、子供っぽい物でもいいものは存在する
ミロの絵などはそれこそ子供の落書きみたいで
色使いも無邪気な子供を想像させる
ところがそれらはちっとも変ではない
むしろ直感に満ちた、スッキリした印象さえする

ミロと比べて今時のファッションは同じ子供っぽいものでも
理性を感じさせないで、ただ奔放なだけ!
と文句を言いたくなっているのは
これらの趣味についていけないおっさんの戯言?

しかし、確かに今の日本はどこか全体が子供っぽい
マスコミも政治も!
これが杞憂ならいいのだけれど、、、


コメント
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