パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

予想できない方に賭ける?

2009年10月20日 21時05分24秒 | Weblog
普通の庶民の感覚からすれば、入ってくるお金が少なくなるとわかっていれば
出るものを少なくする
それどころか、緊急時の為に貯めておく事も当たり前の行動の一つだ
だからこんな不景気な状況下ではますますお金は消費に回らない

話は変わって、景気対策
当たり前の様に、まずは企業が良くならなければ皆まで回って来ないと言う
(自民党のいう景気対策はこの方法)
ところで社会は急激な老齢化と少子化、そして日本国内は物にあふれている生活をしている
そんな中で、果たして簡単に企業が良くなるような方法が政治だけで見つかるのだろうかおおいに疑問だ
売り先を外国に見つけなければ成長は可能性がなさそうだし、競争力の高い製品、価格を実現するには人件費の安い外国で生産しなければならない
だが、そんな事をすれば国内が空洞化してしまう

残念なことに最初の前提、
企業が良くなれば末端までお金が回ると言うことが素直に信じられない
なぜならほんの数年前の実感のない景気拡大の時期、
庶民の収入は減り続けた
企業の内部留保や高額収入の人々は増えたと言うのに

どうやら企業の成長戦略を図るだけでは
個人消費は伸びないのではないか?
(本当は不安の解消が一番と思うが!)

だから民主党のまず子供手当等で
国民にお金を渡して個人消費のアップを図る
との考えもわからないではない
一見この方法にも疑問を覚えずにはいられないが、
前例がないだけに良い結果の可能性もあるかもしれない
(下からの景気対策、これは壮大な実験とつぶやいた自民党員がいた)

それにしても社会の蔓延する不安感、閉塞感は
理性では乗り越えられないのではないか
こんな時使うのは間違っているかもしれないけれど
エラン・ビタール 直感 本能
なまじっか、お気楽にこちらに運を任せたりした方がよかったり、、
(しないかな?)
コメント
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