この三人に共通のものは、男、日本人
というだけではない
そんなの当たり前と言ってしまえばそれまでだが
この三人は青春のある時期、特有の焦燥感に襲われている
小椋佳はそれを「しおさいの詩」とか「木戸をあけて」の歌詞に見られ
今西錦司は「生物の世界」の初めの方に、生きていた証として
なにか残しておきたいみたいなことが書いてあったような、、、
(全くの記憶間違いか?)
そして土方歳三、彼もまた自分がいてもいなくても
時代は流れていくことに不安感を感じ
覚悟を決めて京都に旅だった
青春のある時期
ロマンティックな夢見がち
多少センチメンタルな悲劇的な状況に自分をおいて考える
そんなことは昔は普通だった(様に思える)
しかし、今はどうなんだろう
いや、やっぱり傷つきやすい時代なんだろうな
その傷つきやすい時代を深く経験することが
その時期の価値で
それこそが将来の人間性に関わってくるような気がするが、、、
今の政治家
こうした普通の傷つきやすい感覚とは無関係で
ただ押しが強いだけのように思えた仕方ない
政治家に信念は必要
でも感受性はもっと必要なのでは
弱さは強さであるべき
(と思うのは夢想家のひとりごとか)