数年前ブームとなったダ・ヴィンチ・コード
その元となった本が「レンヌ・ル・シャトーの謎」
初めて読んだ時はそれは面白かった
まずはそれほど昔ではない時期に
奇妙な事件が現実に存在したこと
暗号文を発見した
ソニエール神父の突然の浪費
新たな気味悪い教会の建築
突然の死と後継者の秘密を告げぬままの死
これだけでつかみは十分
謎への興味は嫌が負うにも燃え上がる
実際、一気呵成に読んで
この手の関連本を数冊読んだ
ところが今になって再度読んでみると
前提となっているフランスの図書館にあるという文書が
偽造だとのこと
(ピエール・プランタールが、自ら捏造したものであると1993年に告白した)
ちょっとがっかりしてしまう
最初に読んだ時もニュートンやらドビッシー、ジャン・コクトーなどが出てきて
少し怪しいとは思っていたが、、、
それでもエンタメ的な読み方をすればテンプル騎士団の知識も若干増えて
なかなかのものだった
それにしても不思議に思うことはこうした偽の本が何故存在するのか
という点
何かの目的の為か、それとも偽書を作り上げた者の創造意欲によるものか
偽の本・でっち上げの本はフランスだけでもなく日本にも存在する
竹内文書・東日流外三郡誌・先代旧事本紀(大成経)がそれに当たり
古事記ですら偽書との意見もあるらしい
どうも時代とか国を問わず人間というやつは嘘をつきたいものらしい
(偽書を作りたいものらしい)
その創作への衝動とは一体なんだろう
作家が小説でありもしない嘘の話を
をつくり上げるのとは何処が違うのだろう
小説家は小説を書くことによって自分の中の
詐欺師的な部分を抑制しているといったようなことを
何かで読んだことがあるが
この手の偽書もそうなのか
いやこれは最初から騙そうとしている(?)
どうも分からない
それにしてもたかが偽書のために膨大な時間(金額)を費やす
気持ちというのは何なのか?
結局、一番の不思議は事件にあるのではなく
人の心にあるようだ
その元となった本が「レンヌ・ル・シャトーの謎」
初めて読んだ時はそれは面白かった
まずはそれほど昔ではない時期に
奇妙な事件が現実に存在したこと
暗号文を発見した
ソニエール神父の突然の浪費
新たな気味悪い教会の建築
突然の死と後継者の秘密を告げぬままの死
これだけでつかみは十分
謎への興味は嫌が負うにも燃え上がる
実際、一気呵成に読んで
この手の関連本を数冊読んだ
ところが今になって再度読んでみると
前提となっているフランスの図書館にあるという文書が
偽造だとのこと
(ピエール・プランタールが、自ら捏造したものであると1993年に告白した)
ちょっとがっかりしてしまう
最初に読んだ時もニュートンやらドビッシー、ジャン・コクトーなどが出てきて
少し怪しいとは思っていたが、、、
それでもエンタメ的な読み方をすればテンプル騎士団の知識も若干増えて
なかなかのものだった
それにしても不思議に思うことはこうした偽の本が何故存在するのか
という点
何かの目的の為か、それとも偽書を作り上げた者の創造意欲によるものか
偽の本・でっち上げの本はフランスだけでもなく日本にも存在する
竹内文書・東日流外三郡誌・先代旧事本紀(大成経)がそれに当たり
古事記ですら偽書との意見もあるらしい
どうも時代とか国を問わず人間というやつは嘘をつきたいものらしい
(偽書を作りたいものらしい)
その創作への衝動とは一体なんだろう
作家が小説でありもしない嘘の話を
をつくり上げるのとは何処が違うのだろう
小説家は小説を書くことによって自分の中の
詐欺師的な部分を抑制しているといったようなことを
何かで読んだことがあるが
この手の偽書もそうなのか
いやこれは最初から騙そうとしている(?)
どうも分からない
それにしてもたかが偽書のために膨大な時間(金額)を費やす
気持ちというのは何なのか?
結局、一番の不思議は事件にあるのではなく
人の心にあるようだ