パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

今回の浅田真央の選曲

2013年10月22日 20時08分41秒 | 徒然なるままに
いつもイマイチと考えていた浅田真央の選曲
曲が好きだとか嫌いだとか言うのではなく
演技がしやすいかどうかを考えた時
前回の白鳥の湖はまだ良いとして
愛の夢とか鐘とかは果たして戦うのに良い選曲だったか
大いに疑問

バンクーバーのキム・ヨナの選曲は戦術眼とノリやすさの点で
勝利を目指すのに最適なものだったように思える
一方浅田真央は音楽にはさほど関心がないように見える
または選曲をアドバイスするスタッフはいなかったのか?

さて今年はショートがショパンのノクターン
フリーがラフマニノフのピアノ協奏曲の2番
特にショートのノクターンは一見美しいようでも
平板な感じで盛り上がりに欠ける
またこれを選んでしまったのか
と思わないでもない

フリーのラフマニノフピアノ協奏曲になって
初めてまともな選曲になった気がしてならない
感情と勢いとスピード感が一体化して
これなら演技しやすいだろうと思ったりする

このフィギアスケートは音楽の選び方は
重要な鍵になるのではないか

多くの人が採用する「誰も寝てはならぬ」「星も光りぬ」
「サン=サーンスの3番の交響曲」「シャコンヌ」などは
演技しやすそうな曲だ

演技をするのには美しさよりは
感情的に濃い感じの曲のほうが観客も感情移入しやすそう
本人も、審査員も(?)




コメント
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