最近続いてこの言葉が話題となった
「表現の自由」
最初は北朝鮮の金正恩の暗殺をコメディタッチで描いた
ザ・インタビューの上映にたいして北朝鮮からとおもわれる
サイバーテロが行われ(アメリカが断言したが)
この攻撃から予想される事態に劇場側が上映を取りやめた時に
「表現の自由」を守れと声が上がった
そして今回はパリの新聞社へのテロ
何人も亡くなって悲惨な事になってしまったが
きっかけはムハンマドの風刺画だったらしい
だがテロに反対と言うよりは
「表現の自由」を守れの声が大きい
どうもこの「表現の自由」は
アメリカが他国に乗り込む時に使う「自由と民主主義」
と似ていて、どこかブレーキがないところが怖い
最初の映画は見てはいないが、とんでもなくB 級映画らしい
暗殺の武器をお尻の穴に隠すような
つまり品のないバカバカしいだけの映画で
表現の自由という言葉を使うことすら恥ずかしいようなもの
自由とか簡単に言葉にするが
それは人として最低限の他者に対する配慮はあってから
存在するものではないか
本当に映画の話は酷い
あんな映画をソニーが制作を許したのが
今のソニーの低迷を表しているかもようだ
ソニーは儲かればなんでもいいのか?
ジョブズが憧れたソニーのものづくりのこだわり、
プライドは何処に行ったのか?
さて風刺画の方
宗教は難しい、そしてやはり一線は超えちゃいけないのでは
自分の家族が茶化されたらいい気はしない
家族が一般市民なら風刺画の題材にされないとしても
ある日急に有名になった時点で茶化されたら
嫌だろうに、、、
フランスではキリスト教からの自由も勝ち得たので
宗教すらも風刺の対象としているらしいが
自国の理屈をどの地域でも通じると思うのは少し配慮が足りない
そんなふうに考えない国もあるのだ
そしてそれは正しい正しくないの問題ではない
フランス人は理論的に自分たちの正当性を主張しても
イスラム教の方々への配慮が欠けているのは事実
このことでイスラムの方々への見方が偏りそうで不安だ
とにかく、北朝鮮もテロを起こした連中も酷いが
映画の製作者、許可した者
風刺画の掲載を大した配慮なく行うのも酷いな
イスラムの肩を持つ気はないが
「表現の自由」なる言葉で簡単に片付けられては困る