パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

いい話なんだけど、素直に聞けないのは何故だろう

2015年01月29日 19時48分20秒 | あれこれ考えること

むかしから自己啓発の類は好きではなかった
書店でもその手の書籍が人気になった時でも求めなかった
良いことを提案されても素直に聞けない自分を感じていた

最近妙に感じることがある
話を聞いたり書いたものを読んだりすると
確かにまともないいことを言っているのに
どうしても素直に聞けない自分を感じてしまう

物事を成し遂げるには思いが必要
未来の子供のために、何をすべきか、、、
確かに反論の余地がない立派な事柄
しかし、それでも正直なところ
なにかどこか違うと感じてしまっている

これはいかん!
素直に言葉通りに聞かねば
と思い、素直に耳立てている人と比べて
自分はなんとへそ曲がりなんだろうと思ったりする
しかし、どうしても気持ちを訂正することが
できないでいるのが現実

そこで、もう少し何故なんだろうかと考えてみた
この手の良い話、つまり素直に聞くべき話は全て
話す人から直接聞いた
多分人の印象とか評価というものは
話の内容ではなくて、その人の発する雰囲気から判断するもののウエイトが高く
話を聞く前に自らの偏見に左右されそうだ
つまり、なにか妙だと感じた瞬間から素直に聞けないでいる

しかし、その個人的な印象は果たして一般化できるほど
正確?なものかと言えば、それはとても客観的に自慢できるものではない

自分はパパゲーノが好きだったり、パンダのドジぶりや
グデタマのゆるい感じが好きで、
落語でもちょっと憎めないしょうもない人間が好き

立派に努力する人、イチローなどは偉いなと思いつつ
真に共感できないでいる
同じ目標設定組でも本田圭佑は何故か好きだから
目標の立て方や、日々の暮らし方への取り組み方を
遠ざけたい気持ちだけが理由ではなく
やはり第一印象によって心が受け入れるか
受け入れないかを決めているに違いない

と、ここまで、屁理屈を述べても
自分がいい加減で努力しないのは変わらない
それじゃいかんと思いつつも
それでいいのだ!
とも思ってしまう

もっとも、若い人は自分みたいじゃいけないだろうが



コメント
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