バーンスタインといえばマーラー
そのブームの火付け役として名高いが
同時期にブームになったブルックナーの交響曲のCDは
9番しか残していない
昨晩、シューリヒトの指揮する9番の3楽章を久しぶりに聴くと
こんなに速いスピードだったのかと驚きを感じるとともに
こんなに速くなくてもいいのではないかと思い
今度は遅い方の大家チェリビダッケを引っ張りだして聴いてみたら
同じ曲でも6分ほど演奏時間が違う
やっぱりゆったりと音楽に身を任せる感じのチェリビダッケのほうが
好きかもしれないなどと思ったら、今度はバーンスタインの演奏は
どうだったのかなと気になって今朝聴いてみた(3楽章だけ)
バーンスタインが9番だけ録音を残したのはこの曲に何かしらの思い入れが
あったのかもしれないが、今朝の自分のコンディションでは
残念ながら楽しむまではいかなかった
響きに意味を持たせる行為はしているが
共感、響きに身を任せるということが無いような気がして
ブルックナー好きとしては、またこれは
しばらくは聴かない演奏かな
土曜日、お気楽な投稿でした