役に立つか立たないかわからないがドイツ語の勉強に取り組んでいる
定番の勉強法NHKのテレビでドイツ語を見るようにしていたら
たまたま、勉強とは関係ないところで興味をひく場面があった
この日はフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングの記者さんが
ゲストに来ていて、日本の新聞等との比較を話した
日本は900万部を超える新聞があるが、ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは35万部
自分たちの新聞には編集長がいなくて4人の編集者が独自の視点で責任をもって記事を書き上げており
そのために多くの視点からの発言が可能となっていると話していた
ところで、気になったというのは以下の部分
つまりジャーナリストの姿勢
これは以前の中日新聞での中村文則氏のインタビューの内容にも通じる内容だ
ジャーナリズムは公平公正を旨とすると当たり前のように日本ではまかり通っているが
どうも外国では批判勢力としてジャーナリズムが当たり前のようだ
この人は更に言う
日本のジャーナリストはどの立場にいるか
外国人が見たらこんなふうに見えるということ
(もしかしたら日本のジャーナリストは自分たちを特権階級の人間として捉えていないか)
記者クラブについても手厳しい
記者クラブでリリースされたことを無批判に報道することが
公正公平な報道なのかは、この人に言われなくても素人でも疑問に思う
話は変わるが先日NHKの番組(クローズアップ現代)に出演したことのある人と
話す機会があったが、その人曰く、編成という分野の人が
上の人の顔色を伺うようなところが見えて 若手は自由にできなくて
ストレスが溜まっていそうだとのこと
西欧では当たり前のように見える権力への批判が、この国では公平公正ではないとされる
そしてその結果、報道の自由度ランキングが昨年よりダウンして72位
やっぱり、まずいよな、、今の雰囲気
ところで、戦前のメディア(新聞)はどのように伝えたのか
煽ったのか、それとも抑えるべく努力したのか(批判したのか)
ちょっと気になるところだ