パンセ(みたいなものを目指して)

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帰ってからのお勉強(葵祭)

2016年05月03日 08時39分05秒 | 徒然なるままに

先日の上賀茂神社の葵祭
見に行ったのは良いが由来や歴史はまるっきり知らなかったので
いつものように横着なネットで勉強してみた

葵祭は加茂氏の行事っぽいのに、なんで朝廷と関係があるのか
単純にそう思ったが、京都市観光協会の資料によると

祭の起源と沿革は、今から約1400年前の欽明天皇(在位539~571)の頃に、国内は風雨がはげしく、五穀が実らなかったので、当時賀茂の大神の崇敬者であった、卜部伊吉若日子を勅使として、4月の中酉の日に祭礼を行い、馬には鈴をかけ、人は猪頭(ししがしら)をかぶって駆競(かけくらべ)をしたところ、風雨はおさまり、五穀は豊かに実って国民も安泰になったという。

また、819年(弘仁10)には、朝廷の律令制度として、最も重要な恒例祭祀(中祀)に準じて行うという、国家的行事になった。

ということだ

また葵祭という名のいわれは

葵祭と呼ばれるようになったのは、江戸時代の1694年(元禄7)に祭が再興されてのち、当日の内裏宸殿の御簾をはじめ、牛車(御所車)、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべて葵の葉で飾るようになって、この名があるとされる。使用される葵はフタバアオイで、毎年両神社から御所に納められている。

自分は毎度のことながら、予習して何かするタイプではない
でも予習はしないが復習はする(子供の頃試験が終わったあとで勉強したりした)
そして今度も、上賀茂神社の葵祭の神事をちらっと見た後で
興味を持っていろいろ調べているのだが、復習のいいところは
実際に目の当たりにしたものの確認ができるので
いろんなことが頭に入りやすい
そしてついでに新たな疑問も出てきて、更に興味が増すということがある

葵祭の馬関連は上賀茂神社だけでなく下鴨神社でも流鏑馬があるみたい
その他にも弓道関連の行事もあるようだ(三河の砥鹿神社でも流鏑馬、弓の行事があるみたい)
それから500人余の行列も単純にデモンストレーションかとおもいきや
これも路頭の儀という神事の一つの扱い 

この行列、実際に見ると面白いかもしれない
衣装も車も色彩も当時のままで、昔のひとのセンスの良さが感じられそう
神職の人の服装、巫女さんの服装もすっきりしていて清潔な神聖な感じがする

ところで、行列の中の斎王
これもまた興味のつきない話が出てくる出てくる(費用とか言われとか)
ということで、来年はこの行列を見に行くことを現時点で 決定
ホント京都は深い
興味が尽きない

またウィキペディアによると、葵祭が北祭りで石清水八幡宮が南祭とされている
とあったが、石清水八幡宮のお祭りとはどんなものだったのか
これもまた調べて行かなくては

石清水八幡宮は徒然草にも出てくるし、この様なお祭りも格上の存在として
扱われているようだし、いろいろ調べるとより興味が湧いてくるかもしれない 

京都は源氏物語を読んでおくと、もっと楽しめそう
(葵祭も斎王の話も出てくるらしい。らしいというのは読んでいないから) 
いかん、また行きたくなった、すぐにでも! 



 

コメント
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