やっぱりと言うか、そんな扱い方をするのか
と改めて情けないと思ったのが、
小保方さんと瀬戸内寂聴の婦人公論の 対談の扱い
白いドレスの心理学的な意味とか
人相学的な今の心理状態だとか
ドレスのブランドがどうだとか
そしてコメントは、婦人公論を読んだか読まないか分からないが
ある芸能人の「「したたかだし自己陶酔が強いタイプ。(久々のメディアへの)登場の仕方も大胆ですし、
人前に出るのが好きな人だなと思う」
といった、本質とは関係のないコメントだったり
テレビなんてそんなもの!と
言ってしまえばそれまでだが、つくづくこんなことをしているテレビは
自滅しているのではないかとさえ思う
朝が来て、夜まで頑張って、、また朝が来る
何か生産的なことをするわけでもなく、ただ生きているだけの生活
永遠にその繰り返しが繰り返されると思わざるをえない小保方さんの状況
昔、祖母も似たような体験していた
多分、死を前にした多くの老人が同じ経験をするだろう
いや年寄りだけではない、職についていない人は
それだけで社会と無関係の存在とも思い込んでしまい
毎日毎日の朝が来ることさえ辛く感じる
こうした人たちへの共感とか想像力
そうしたものが欠けている、いや欠けていることさえ気づかない人たち
それが今のテレビで大きな発言力を持っていると言う事実
それは今の日本人の(大げさな)何かの欠如ではないのか
テレビは攻撃的な時に威力を発揮する
しかしその攻撃は本来すべき権力にではない
その反対の権力のない人、あるいは特定の個人に向けられる事が多い
確かに真面目すぎるのも息が詰まるが 、
それでも今の状況は普通じゃない
(と年寄りは愚痴りたくなる)