都知事選が終わって少し有名になった人物がいる
小池さんを応援した若狭さんではなく
その反対の立場の人 ドンと言われるひと内田茂都議会議員だ
この人が監査役を務める東光電気工業が有明アリーナの公共工事を
落札したが、これはいいのか?
地方自治法92条2項に反するのではないか
とニコニコ動画で元東京都知事の猪瀬さんが話している
ところで地方自治法の92条2項とは
第九十二条の二 普通地方公共団体の議会の議員は、当該普通地方公共団体に対し請負をし、
若しくは当該普通地方公共団体において経費を負担する事業につきその団体の長、委員会若し
くはこれらの委任を受けた者に対し請負をする者及びその支配人叉は主として同一の行為をす
る法人の無限責任社員、取締役若しくは監査役若しくはこれらに準ずべき者、支配人及び清算
人たることができない。
毎度のことながら、法律文は一読しただけでは何がなんだかわからない
もう少しわかりやすい文章にしてほしいと思うのは、きっと自分だけではない
と思うが、要は議員さんは地方公共団体の発注する企業の役員、監査役にはなっていけない
ということだ
ところで、今回取り上げたのは東京の事があるからではなく
なにかよく似てるな!
と思われることが自分の住む新城市でもあったからだ
新城市の議会議員政治倫理条例 の中にこんなのがある
3条
(4) 議員の配偶者若しくは二親等以内の親族が経営し、若しくは役員となっている 企業又は議員が役員となり、若しくは実質的に経営に携わる企業等について、地 方自治法(昭和22年法律第67号)第92条の2の規定の趣旨を尊重し、市が 行う工事等の請負契約、業務委託契約及び物品納入契約に関し、市民に疑念を生 じさせるような行為をしないこと。
厳密には同じ内容ではないが、言わんとする事、その法律の目的は同じ
立場を利用して怪しまれるようなことはやめるべきだ
というもの
新城市では半年くらいまえに中日新聞で、市が発注する水道工事が
U議員が初当選後急激に受注を増加させていることを報道した
この怪しまれる事柄について新城市議会は問題を重大と考えて
全員協議会を開催し、政治倫理審査会を開くことになった
ここまでは、必然というか当然の流れ
ところが、それから先がいけない
この政治倫理審査会が進んでいない
先月の各地域自治区でおこなわれた議会報告会でも
この倫理審査会は、まだ途中の段階だとの報告
(数ヶ月も経過しているのに)
ところで、この問題は瞬間風速的に新聞に掲載された時には
人々の話題となったが、人の噂も75日のことわざ通り
今は、そんなことあったかな!というのが一般のひとの認識
でも、だからといってウヤムヤは良くない
やっぱり当たり前のことを当たり前に行う
誰が聞いてもストンと心に落ちるような結論を出す
そうしたことを市議会はキチンとやっていかないと
また不信感を持たれてしまうと思うのだが、、