パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ブラジルのサッカー

2016年08月14日 20時21分26秒 | サッカー

あまり強くもないし、面白くもない
たった今ブラジル対コロンビア戦を見た(録画)
それが第一印象(ブラジル2−0コロンビア)
南米同士の戦いらしく一見熱い戦いのようだが
古いタイプの戦いに見える 

オリンピックはサッカー界にとってそんなに重要な大会ではない
年齢請願のあるカテゴリーの戦いのひとつにすぎない
ヨーロッパチャンピオンズリーグとかユーロを見た目には
そのクオリティには不満足だ

ひところはブラジルと聞いただけで相手はビビったものだ
しかし、最近のブラジルのチームは現代サッカーに対応しきれていないい
まず気づくのがDFからのつなぎがあまりうまくない
はっきりしたプレーといえば聞こえが良いが簡単にクリアだけしてる
攻撃も時にセンスを感じさせるが個人頼りに終始
イマイチだな

それで、今度の五輪代表選手の出身チームをみると
案の定ヨーロッパのチームからではない選手が多い
ヨーロッパサッカーの時間とスペースのないサッカーに慣れていない
というか、体験していない一昔前のサッカーに見えて仕方ない

もっともオリンピックは相手の良さを潰すより
自己主張の強い戦いになるのが普通らしいから
結果が出てしまったりすると、もっと将来には悪いことになってしまうかもしれない

アルゼンチンのFWが各国の得点王になったり
チリがコパ・アメリカで優勝したり
バロンドールがブラジルからでないのが続いたり
正直、今のブラジルはタレント不足

日韓の時のロナウド、リバウド、ロナウジーニョ、カフー、ロベルト・カルロス
あの時は強かった
今はネイマールだよりだが彼もまだメッシの域には達していない
えげつなく点をとるとかスーパーなプレーを連発するとか
そうしないと単に上手い選手だけで終わってしまいそう

ブラジルの低迷は暫く続くかも
 

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お互いさま

2016年08月14日 06時11分41秒 | あれこれ考えること

確か「ためしてガッテン」だったと思うが
渋滞を無くす方法は車間距離を適度にあけたままにするのが良い
というのが、数台の模型を使って放映された

でも世の中にはノロノロ運転する人もいる
車間距離をキープするのは案外難しい
お盆の恒例の渋滞のニュースがあるからなのか
面白いページを見つけた

渋滞はなぜ起こる?東大教授が解明した「渋滞を解決する方法」

渋滞には「起きなくていい渋滞」と「どうやっても起きてしまう渋滞」があって
前者は、車間距離を適度にとることで解消されると説明している
(正確にはもう少し違う要素も入るが)

いつものことだが、このページの本質的な部分(渋滞)とは関係のない部分が気になった

それは、ドイツ人の間での「お互いさま」という感覚のこと
以下に抜粋して紹介すると

私はドイツに住んでいたのですが、ドイツというのは州ごとに休暇が全部違うんですね、フランスもそうです。カレンダーに赤、黄色、青って色がついていて、赤はこの州が日曜日、黄色はこの州が休みとか。だから国民全部が一斉に動くことがないんです。例えば冬はみんなスキーに行きたい、みんなが一斉に動くと渋滞するけど、分散していれば車の量も減るんです。

でもそれを言ったら、国民から全否定されちゃって。日本人は真面目だから、関東と関西で休暇をずらすとしますよね、そうすると関東の会社が関西の会社と取引してたら、「来週までにお願いします」と言っても「こっちは休暇だから」ってことになる。「それなら取引はナシに…」ともなりかねない。

ドイツはどうしているかというと、「休暇だから」と言うと「しょうがない、じゃあ待つわ」って。それはお互いさまだからなんです。
 

ここまで引用

以前からドイツはウアラウプは時期をずらして実行されていると聞いていたが
合理的な思考と、それに従うあの国らしい光景だ
だが、「お互いさま」の感覚が、日本人のそれとは少し違うようだ
そういえば、ドイツ人は残業を余りしないと聞いたことがある
その日のうちにやり遂げなければならないことがあっても
時間通りに終わってしまうらしい(確かなことではないかも知れないが)
なんでもそれは自分がしなくても誰かがやってくれるから
堂々と帰ることができるというものだ (これもお互いさま)

それが良いか悪いかは、国民性によるものだが
こんな考え方があるということを知ることは多分無駄なことではない

ドイツは好きだが、ドイツばかりを賞賛するわけでない
でも上のような考え方や、実際にできていることを思うと
少しうらやましい気がしてしまう 


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