市の活性化については現状分析が基本となる
これは誰がどのような視点から行ってもだいたい同じ結論となる
難しいのはここからで、「何を行動したら良いか」という点と
「誰がそれをやるのか」という点だ
特に後者の「誰がそれを行うか」を考えてみると
いきなり諦めのような感じに陥ってしまいそうだ
各種分析は結局「誰かがやってくれるとか、やるべき」
(行動する組織づくり)に終止している
だが具体的に「誰がそれを行うか?」
をイメージするといきなり目の前は暗くなる
結局は当事者が何かに頼らずに行動しないことには何も解決しないのだが
この踏ん切りがつくまでには長い時間を要する
重い腰をあげるのは実害としてひどい目に合わないと
行動に移せないのはよくあることで、気がついたときには手遅れ
みたいな可能性がないわけではない
人は他人に言われたことをすることは、なかなか素直に聞けない
自分で思いつきでも考えたことはとりあえず行動しようとする
その意味では「自分で考える」ことが大事となるが
それすら面倒と感じるのも事実
自分のすることは誰かに指摘してもらって、気が進まなくても
とりあえずやっておこうというのが楽でいいと考える
いつも地域の活性化の話を聞く度に感じるのは素朴な疑問
「それを誰が行うか」
馬鹿みたいに情熱と執着心をもって活動する人が出てくること
それはその地区の「運」とさえ思えてきてしまう
「よそ者、わか者、ばか者」が出てきた場合、
地域は上手に活用しないと、、、もったいない
土曜の朝、得意の毒にも薬にもならないお話!