パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ゴールの上を通過するシュートを減らせ!

2018年04月23日 08時59分54秒 | サッカー

なでしこサッカーアジア選手権で優勝 まずは良かった
夜型人間ではないので録画を安心して見てられた
そこで気がついたことを

岩渕真奈が大会MVPを獲得したが、確かに身長は低くてもキープ力はあるし
ボールを運び、仕掛けて抜くこともできるしパスも良い
だが一番気に入ったのはシュートを吹かさないこと
入らなかったシュートもゴールの上にいったのは少ない 

横山久美もいつもあのコースにシュート(準決勝・決勝)できるのは練習の賜物なんだろう
その二人に共通するのはドイツでの経験(シュートの上手さ)

サッカーをするのに何人か集まると、ドイツ人はシュートの練習をし
オランダ人はパスの練習をすると言われる
確かにそうだろうなと思うことはある
ドイツ人のえげつなく冷静なシュートなどはこうした毎日の反映だろう

それと比べて日本は、、、
男も女もシュートがかなりの頻度でゴールの上を通過する
ずっと前からこれが気に入らない
これは代表だけでなくJリーグでもかなり見られる傾向
高校のサッカーでもやはり吹かすシュートは多い

正直これはなんとかならないかと思うし
育成時代から徹底的に指導すべき内容なのではないかとさえ思う(吹かさないように)
日本人はオランダのようにシュート練習よりパスの練習が好きな国民性かもしれない

それからデュエル
世界と戦うにはどうしても避けて通れない部分
しかし代表レベルでその練習をというのは少し残念な状態
これはもっと下の世代で当たり前のように身につけておく技術(心がけ)
ところが、日本は基本的に対人的にゴチャゴチャした状況を嫌い
それを避けるような練習を直ぐにしてしまう
一度に人に対するスキルを徹底的に身につけた後、パスワークで避けるという風にもっていけばいいのに
いつも答えありきの練習をしてしまう 
身体が覚えた感覚とか技術は大事なものと思うのだが、、、

世界標準の考え方で選手をコントロールしようとしたハリルホジッチ
結果的にそれについていけなかった日本人選手
今の時点での監督交代がどうのも大事だが、自分が気になるのは育成時代の将来を見据えた方針が
果たして良いものか、、ということ
何時までたってもゴールの上を通過するシュートを見る度に
少しばかり不安を感じてしまう 

コメント
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