チラッとだけ見たTV番組にコンビニの営業時間のアンケートがあった
24時間営業の必要性を調査したもので、それによると20代が毎日・一日中営業して
ほしいとの答えが多く、年齢が上がるにしたがってその必要性は少なくなっていた
ここで直ぐに浮かんだのが若い人の働いている人に対する想像力のこと
このアンケートの具体的な質問内容はわからないが、単純に24時間必要ですか?
と聞かれたならば、若い人は直ぐに自分の生活スタイルからして無くちゃ困る、、
と答えたと想像できる
しかし人生経験をを重ねると知らず知らずいろんなことに考えが及ぶようになって
その中には働いている人のことも想像してしまうこともある
アルバイトが集まらなくなったらオーナーが自分でずっと働き続けなければならない
若いアルバイトであったとしても、連続して夜中に働き続けなければならないのは
少々肉体的・精神的にストレスがかかる
こうしたことは持続可能な状態とは言えないのではないか、、、
そのような考えが、年齢を重ねると徐々に頭の片隅に浮かぶようになる(と思う)
物事が持続可能かどうかは、経済的な要素(売上があるということは社会的ニーズが存在する)
だけでなく、生物としての自然な生き方が可能か、、、も大事な要素と思われる
効率的・便利との視点だけで考えることは結局長く続かないに違いない
話は飛んで、若い人の新鮮な考え方・発想というのは、実はいろんな方面に気が回らないためという点もありそうだ
定義の厳格化・事象の単純化・判断の数値化、、学校で身につけたこれらの技術が全てに応用が効く
と思ってしまうのが若い人の考えで、その割り切りがいろいろ他の要素が頭に浮かぶおっちゃん連中にはできないので
新鮮に思えるのかもしれない(あるいはあまりにも幼稚すぎて、、、)
若者の発想は大事にしなければならない、しかし、若者は視野が狭いのも事実
若者の意見を大事にするということは、年齢を重ねた人の意見を聞かないようにするということではなくて、
キチンと大人の経験上身につけた知恵話も聞いたうえで、彼らの正義感に従った判断を受け入れることだと思う
いい歳をしたおっちゃんは、夜は寝るものと思っているし
店が空いていないことが予め分かっているなら、それなりに対応するから不便でもない
みんなが程々に働いて程々に暮らしていけるのが一番、、、と思うので
コンビニ24時間営業は反対(ずっと前からそうだったが)
同様に大晦日・正月の売上数字稼ぎの営業は賛成できないな