ひょいと目に入った(耳に入った)ニュースに驚くことがあった
宇都宮市ではLRTを導入した都市の交通を時間をかけて行っていて
現在は14キロの路線が完成、2030年代には西側の部分にも
延長するらしいが、このニュースに関連することだ
ところで市電(チンチン電車)とかおしゃれなLRTが気になるのは
地元の中心豊橋市にそれらが走っているからで
もうお役御免と思われた市電に新しくLRTが導入されたのには
ちょいと驚いたのだった
だが、この街なかを走る市電のスピードはお世辞にも速いとは言えない
自虐的に、豊橋らしい!と思ったりしたものだった
日本と違ってヨーロッパの街では市電が主役なみに活躍している
十年ほど前にハイデルベルクとかミュンヘンで市電に乗った時
すぐに驚いたのは、市電のスピードだった
モーター音をしっかり鳴らして精一杯走っている
ちんたらのんびり走る市電に慣れている身には
ちょっとした衝撃だった
(こんなに必死に走らなくてもいいのにと思ったものだ)
その記憶が残っていたものだから、今朝の日本の市電は時速40キロ以内と
大正時代の法律で決められている
とテレビのニュースで説明があった時はびっくりした
なんでも大正時代のブレーキ性能から割り出した速度とのことだ
ブレーキ性能は向上しているだろうに、大正時代のままにしているところが
なんとも情けない
世の中にはいろんなことが法律で決められている
時代に合わせて変えていけば良いものも、無関心やら面倒くさい(?)ので
変えられずにそのままみたいなものも多い
そもそも法律文自体がが異様に長く、句読点も少なくて、1回読んだだけでは
何が書かれているかわからないようなものは、わかりやすい文章に変えるべき
と思っているが(アメリカではわかりやすい文章にするようにしているらしい?)
そのような動きはどうやらなさそうだ
市電のスピード制限くらいはさほど困難を伴わずに変えられる
と思ったりするが、さてどうなんだろう