パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

相変わらずの分断が続いている

2024年11月23日 09時12分53秒 | あれこれ考えること

アメリカがトランプさんのせいで分断が生まれてしまったが
今の日本も分断が生まれつつあるかもしれない
少し前では安倍さんを支持した人とそうでない人
直近では兵庫知事選での選挙後の出来事もそうかも知れない

兵庫知事選は斎藤さんが返り咲いて一旦片がついたと思われた
ところが、今SNS上で騒ぎになっているのは
もしかしたら選挙違反が行われていたのではないかという疑いだ

斎藤さんの選挙戦略を担った人のネット上に公開されたNOTEに
依頼から作戦等が事細かく書かれていて、つまりはイメージ戦略が
上手くいったことを高揚感を持って書かれていた

本当に呆れるほど事細かく書かれていて
よほど達成感のあった仕事だったと思われる(自慢したくなったのだろうか)
ところがその内容は今はところどころ書き換えられている
何故書き換えたのか?に注目した人がいるのは世の常
今はデジタルタトゥーというのだろうか、書き換える前の画像が
スクリーンショットで撮影されて残っている

公選法には明るくないので無責任に言い切ることはできないが
書かれていることの内容とか
この方への受注時期から金銭の有り無しによっては
法律違反になるという考え方があるようだ
この依頼を受けた方は兵庫県に住んでいて選挙権がある
その人物に金銭を渡して選挙運動を手伝ってもらうのは選挙違反というのだ
また、この方は県に設けられた委員会のメンバーになっている
その地位にある人が知事選において任命権者(形式上としても)の人物を
応援するのは公平ではないとする指摘がある

そんなことを頭に入れて斎藤さんの動画を見ると
ちょいと不自然なと思われるものがあった
まだ一人で街宣活動をしていた時、ヨボヨボのおばあさんが
表彰状を持って彼に近寄って、賞状のお礼と頑張るように!
と声をかけている内容だ
初めて見た時もなにか引っかかるものがあったが
今気がついたが違和感の正体は賞状だった
一人でいて、頑張れ!というのはありうるかもしれない
でも県からもらった表彰状をわざわざ持って声を掛けるというのは
どこか普通でない気がしてならない
(やらせっぽい感じを覚える)

ただし、これらの指摘は法律に違反している、違反していないを
素人同士のSNS上の言い合いになっていて、そこで分断が生まれているのだ

オールドメディア対SNSの覇権争いが注目されているが
オールドメディアを嘘ばかりとする人たちは
匿名のSNSを何故そんなに真実と信じてしまうのだろうか

ところで、とても変だった兵庫知事選
敗者の稲村さんのX(旧ツイッター)のアカウントが選挙中に
不自然に凍結されてしまって、新たに立ち上げたアカウントも
すぐに使えなくなった出来事があったそうだ
それは妨害があったのではないかと刑事告訴したとのことだ

アカウントを凍結させる方法は
〇〇のアカウントは不適切な投稿をしていると運営会社Xに伝えると
そしてそれが多いとSNS運営会社はアカウントを凍結するのだそうだ
この不適切な投稿だと運営会社に投稿した人々はどういった人々だったのか
それを調べる方法が有るか無いかはわからないが
今の世の中はこのように恐ろしいことが起きつつあるということだ

ところで、いろんなところで法律に抵触していないと言う言葉で
倫理観もなく、法のギリギリのところを歩く人がいる
法が定める基準を守るということは、それさえ守れば良いということではなくて
今世の中に一番に欠けているのは「法の精神」
法の存在意義(法の意図するもの)を守るということではないだろうか

「法の精神」はモンテスキューの著作
三権分立を説いたものとして有名だが、その部分は全体の中に一部だそうで
むしろ法の存在意義を説いている部分の方が多いとか

ということで「法の精神」をアマゾンで欲しいものリストに入れておいた
それにしても変な世の中

コメント
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