パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

一旦は関心を持っても、広がりを実現するのは難しい

2024年01月26日 09時17分23秒 | あれこれ考えること

またまた個人的な話
市民活動をしていても、それが表に出ないのでは意味がないとの声を聞いて
ここ何日は、とりあえず知人に現在の状況(特に裁判の話)等を話すようにしている

話してみると面白いことに気がつく(大半が裁判が行われているのを知らない)
話の途中ですぐに声を挟む人
無表情で聞いている人(自分の説明が気に入らないのか不安になる)
とりあえず最後まで聞く人などなど

すぐに口を挟む人は自己の経験と正義感を照らし合わせて
問題となっている養鶏場の買収についてはそうした話はありえない等
熱くなって語りだす
彼は旧養鶏場の近くに住んでいて、あの価格で市が買ってくれるなら
売りたい人は何人もいる
そんな価格自体がおかしい
不動産鑑定士などは信用できないとストレートに怒りをあらわす


また養鶏場の近所にかつて住んでいて、鶏糞の悪臭に悩まされた経験を持つ友人は
あの状況がなくなるのは、買上げ金額が適切かどうかは分からないがありがたいと思う
でも、そんな裁判は行われていたとは知らなかった

ずっと静かに聞いていて、顔が険しくなっていった自分が知らない人は
(もしかしたらかつて市職員かと想像したが)、それでも感想を聞くと
不動産鑑定の価格を出すのに、地元ではなくて豊川市を選んだのはおかしい
との感想を述べた

つまりは、だいたいは同じような点に疑問を持ち、同じような怒りを覚えるようだ
だが問題はその先で、それについてなにかするかどうかは
「自分は(やらなくて)いい」との判断をする人が圧倒的のようだ

黙っていること、それは選挙の投票に出かけない人と似ている気がするが
それらの行動は、結果的にそうした奇妙な(あやしい)お金のやり取りも
認めてしまうことになると思う

理屈をこねだすと一般市民は絶対公務員に勝てない
彼らはずっと法の中で生きていて、それなりに自分を信じる根拠がある
その情報量は圧倒的だ
一般市民が勝てる要素があるとすれば、ある時、弁護士が語ったのは
一般的な常識とか正義感とか自らが身につけた経験からの善悪の感覚
議員さんや市民はこれを根拠に行動すれば良い、、とのアドバイスだ

だが、それでも知らないで済んでいくことの多いこと、、
一歩ずつというものの、どうやって行けば良いのだろう

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