「今日はエアコンなしで良いよね」
我が家の偉い人(始末やさん)がつぶやく
例年なら暑くてたまらない時期だが、
今年は梅雨が長く窓を開けていれば耐えられないことはない
今日は宅施餓鬼だった
よくわからないが毎年のことで、いつものように和尚さんを迎える
特にそれに抵抗感はない
少しづつ、同じことがいつまでできるか気になってきている
昨年と違ったことはあった
和尚さんが念仏を唱えているとき、かしこまって座るのができなくなっている
ずっと前から右足の膝から、ポキン、ポキンと音がするようになっていた
音がするだけで影響はないのでほっておいたが、昨年末頃
右足の太ももの裏あたりが筋肉通とか筋違いのような状態になり
それ以後、深く曲げると膝が痛くなって曲げられなくなっている
短い時間なので我慢と思うが、お尻に当てる補助具を使っても
少し高さが足りない
少しばかり腰を浮かして、みっともない格好でお経を聞く
和尚さんからは見えないから、いいか、、
ご先祖様はきっと笑ってるだろうと思う(そういう人たちだった)
新型コロナウィルス感染のせいで、和尚さんもマスクをしている
お経の最後の方で、ご先祖さまの戒名が唱えられたが、その後で
コロナウィルス云々との言葉も聞こえた
お経も時代に合わせて即興の部分もあるのだろうか
和尚さんも今日は忙しいようで、お茶も飲まずに家を後にした
いつものように同じことを家族で行う
それが、とても貴重なことに思える年齢になったと実感する