手元に100万円あったらどうのように使うか?
という問の答えは国によって随分違うということが
一時期、面白おかしく伝えられた
中国人は全部賭け事に使ってしまう(そんなイメージ)
日本人は全部貯金してしまう(思わず納得)
アメリカ人は半分貯金、半分投資に使う
この問を発した人は、お金はアメリカ人のようにバランス良く使うべきだと
投資の啓蒙のつもりだったらしいが、日本人に染み付いた感覚は
なかなか変えるのは難しそうだ
嘘か本当かわからないが、阿武町では間違って4630万円を振り込まれた若者が
そのお金をネットカジノですってしまって、返却ができないと答えているらしい
お金が見る見るうちに減っていくギャンブルは性格的に自分は絶対できないが
ドストエフスキーがそうだったように、のめり込むタイプの人はどういうわけか一定数存在する
それは自分には理解不能な人たちと言うしかない
(モーツァルトも晩年はギャンブルですっていたらしい)
国では貯金ばかりでなく投資という形で金の流通を増やしたいようだが
そもそも貯金すら増えていけない状況下にある今
その発想自体が一部の恵まれた人の発想に過ぎないような気もしている
(NISAも上手くいかなかった?)
話は変わって、先日、中日新聞の朝刊に、「親ガチャデータで裏付け」という記事があった
親の年収と子供の成績とか進路に大きな違いがあるというデータがやはり有ったというものだ
その事実はなかなか重いし、容易に解決できそうもないだけに少し落ち込みそうだ
お金の使い方は、すでにある環境で随分違ってくる気がする
商売人の家庭とサラリーマン家庭の子では、お金の使い方は根本的に違ってきそう
経済格差とか階層格差による感じ方・考え方の違いはブルデューの「ディスタンクシオン」の
膨大な調査で明らかにされているが、そこでは単なる機会均等だけでは解決しない問題が
存在していることを想像させる
性格とか個性の違いだけでなく、社会環境でお金の使い方が違うということ
せめて過度な格差は無いに越したことはないと思うこの頃
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