季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

しっかり前へ

2014-07-16 20:55:13 | 工房working place
今日やろうと決めた事を午前中に済ます。
それは十年以上続けてきた英会話と7年くらい続けてきたカーブスを退会する事。

ここ半年くらい、いくつも天からの助けが降って来て、いくつものチャンスを得た。
工房とかひらり助産院での手仕事教室とか。
ほんとうにびっくりするくらいの運の良さ。

バタバタと去年の年末くらいからいろいろな新しい人たちに会ったり、いろいろな新しい扉が開くことが続いて。
ここしばらくはその移行期。

その間、この活動に時間も気持ちも行かなかった。
とにかく長く続けていたし、その人たちとの繋がりがとても温かくて豊かだし、なかなか思い切れずずるずると過ごしていた。

でもいつまでもこんな事してても、月謝が勿体ないと気付いた。
それに、行かなきゃ!って思う気持ちとエネルギーが勿体ない。それで思い切ってやめる事に。

やめるのって始めるのと同じくらいエネルギーいります。私の場合は始めるよりもっと。
それでちょっと今朝は緊張してたんだけど、ちゃんと二つとも納得いく形で話が出来て、ちゃんとわかって貰えたので良かった。
後ろ向きな退会じゃなくて、次のステージに行くための変化だとわかって貰えた。

子育てに疲れてて体も心も弱かった時に私を磨き、支えてくれていたその二つの活動。私にとっては社会活動に入るリハビリだったと思う。
そのおかげで今、私は元気に動くことが出来ると思う。
感謝の気持ちでいっぱい。

こうやって私を支えていたものを一つずつ外して行く。自分で立って歩くために。
元気になった私はこれからもう昼間の習い事を気にしないで、自分の活動をやって行こう。


昼から工房に行こうと駅に行ったら、ちょうど改札の前でクレジット機能付きICカードのセールスをやっていた。
普段は気にも留めないんだけど、話を聴いて作ることにしました。
電車賃の割引もあるし、自分の口座からの買い物もできるし。いつまでも夫の口座のカード使ってたらいかんなと思って。
子どもたちも大きくなったし、自分もちゃんと大人らしくしようと。



行く前に作っていたのがこれ。ノールビンディング用の太い単糸を紡ぐのに、この前は紡ぎ車を使った。これをスピンドルで出来たら講習に良いなあと思ってやってみた。
そしたら出来る。こっちの方が紡ぎやすいくらいだ。撚りも少なくて良いし。たくさんがすぐに紡げるし、ノールビンディングでは少しずつしか糸を使わないのでちょうど良いと思う。普通のスピンドルとナバホのと両方でやってみました。どっちも大丈夫。

       

これで「フリースから作品まで、処理する間にもっとも原始的な過程で殆ど文明(電気)に触れていないもの」が自分の手で出来る。
編み方も最古の編み方。エコ、ここに極まれり!
面白い。  って思ってくれる人がいたら良いなあ。私にはとっても面白いんだけど。

工房ではさすがに疲れて始めはゆるゆると作業。
そのうち元気になってぐんぐん進めた。フェルト。時々ノールビンディング。
この工房はこんなに暑い日でもクーラーが要らない。涼しい風が吹く。
ベランダで外を観ながら休憩するのが気持ち良い。
一時はこの家の秘密の部屋にて瀕死の状態にまでなったサボテンが、ベランダに移して植え替えて世話をしたら、こんなにふっくらと瑞々しく元気になりました。なんだか嬉しい。サボテンって思わず話しかける。「元気になって良かったね~!」って。

       

さあ、思い切って行動できて、今日は私は頑張った。
ちょっと寂しいけどなんだかサッパリ!
長い間ぬくぬくしていた部屋の壁に突然扉が出来て開いた。扉を抜けて私は新しい部屋に入った。この部屋を今度は楽しもう。
Comments (2)
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