季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

Marillenknödel

2014-07-08 22:27:15 | 食べ物 Eat
市場で見かけたアンズ。

       

嬉しい!
ジャムにしようと買った。ザッハートルテには手作りのジャムが一番。
でもいろいろと考えるうちに他にも食べたいものが出て来た。
Pinterestと言うアプリでオーストリアの食べ物を観てたらあって、どうしても食べたくなった。
それはMarillenknödel(マリーレンクヌーデル英語でアプリコットダンプリング、杏の団子)。

まずジャガイモを茹でる。こう言う風に切って茹でるのをスリランカ人の友達に教えて貰った。茹でた後皮を剥きやすい。

       

茹だったら粗熱が取れるまで置いて、皮を剥く、そしてつぶして玉子と小麦粉で生地を作る。

       

もう一方でパン粉をフライパンでバターで炒めて、色が変わってきたら砂糖とシナモンを加えてクラムを作る。

       

アンズにナイフを入れて中の種を取り出す。そしてそこに角砂糖を一つ入れる。これがなんか楽しい。
オーストリアの家族と作った事を思い出す。
前回行った時はヴァッハウ渓谷がこのアンズの名産地なので、たくさんこの団子を食べた。大好き。

       

生地でこれを包む。

     

それを茹でる。始めは沈んでいます。

       

火が通ると浮かんでくる。

       

いい具合。一つ取ってみよう。

       

半分に切ってみた。うお~っ!これこれ!中でとろける角砂糖。もっちりとした皮、中のアプリコットが柔らかくなってる。

       

ここにクラムをかけて食べます。おー!感動!ちゃんとオーストリアの味になってるぅ~っ!

       

もう一つ食べる。粉糖を少しかけて。

       

アンズさえあれば自分で作れるなんて、すごい!日本で初めて食べた。おいしい~~~!
長野の人はアンズがあって良いなあ。また手に入ったら作って食べたい。オーストリアのスウィーツは甘さが控えめでお腹にやさしく美味しい。大好き。

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自由な体

2014-07-08 22:10:38 | 心と体 Mind&Body
先週は工房に行けてなかったので、今日久しぶりに行く。
片づけて帰ってるのできれいだった。気になるのは植木。
見てみたらみんな元気でした。良かった。
特に外のベランダの鉢が良い感じ。よっぽどここが合うんだろう。どんどん増えて広がっている。きれいな姿。

       

なんと、小さな白い花まで咲いている。ゴキゲンさんだな。

       

昨日の夜からなんだか息苦しい。体が息をするのを忘れてしまって、意識して自分でしないとできない。
酸欠になってくる。
それでも夜は眠れたので大丈夫かと思ったけど、朝も苦しい。考える。アレルギー?熱中症?筋肉痛?
肺もどこも痛くはない。しんどくもない。ただ息が出来ないだけ。前も一回こんな事あった。
ちょうど今日はフェルデンクライスの日だったので先生に体の事を診て貰おうと思って行った。

いい具合に生徒が一人だったので個人のフェルデンFIでお願いする。
まず歩いてみてそれを先生が観る。そして体に手を当てて体を少し動かす。ほんの少し。背中や腰や首や頭など。
そうこうするうちに体がまっすぐになって来て開いて緩んだのがわかる。息が自然に大きく出来ている。
やっぱりフェルデンで良かった。
息って肺だけでするんじゃなくて、横隔膜とか肋骨とか背骨とか体全体を連動させてするんだと思う。その柔軟性と連動性が失われていた。
きっとしばらくの疲れが出たんだと思う。

度々歩いて、そして体を触って。仰向けに寝て、肩や足も触って。歩く。
歩くたびに自分の体が変わっているのがわかる。骨と筋肉が柔らかく繋がってバランスよく動くように変わってくる。
そのたびにどんなに自分の体が硬直していたかが分かった。

自分は自分の体の持ち主で、体は自由だと思っていたけど本当は不自由だったんだなと気付く。それがフェルデンクライスで徐々に自由を取り戻す。体も温かく柔らかくなってきて、気持ちが良い。温泉に入った気分。

FIをして貰いながら考える。学生の時にダンスをしていて、その時の私にとっての自由な体と言うのは「筋肉がついていて高く跳べて尚且つ柔軟性に優れた体」どんな動きも体勢も可能な体だった。それが今思うのはそれぞれの関節と筋肉が柔軟にあるべき姿で繋がっていて、いつでもどんな動きでもこれから出来るよ!と待機できる体。固まってるとどんな動きも出来ない。
フェルデンでその自由な体を得られるんだなあと実感した。
自分ではなかなか意識しても出来ないから、やっぱりFIでやって貰って良かった。

柔らかく軽くなった体で帰る。気分が良い。来る時と全然違う体、気分。
フェルデンクライス、これからも大事にして頃合いを見て自分をニュートラルにすることを意識して行こう。
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