季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

マンボウになる

2014-07-29 21:38:38 | 心と体 Mind&Body
フェルデンクライス。

今日は仰向けに寝転んで、片方の足の膝を立てて、その膝を内側に少し倒す、と言う動きをした。

少しだけで良い、動かすのは。
その時にお尻にかかる重さがどんな風に変わるか、
腰はどんなふうに動いているか、
首は動いてるか、
首を自分の手で触って動かしてみて、どんなふうに動いてるか感じる
などいろいろなパターンでその動作を繰り返す。
それだけ。

それがなかなか奥深い。
始めは自分の足が倒れるのがなんともぎこちなく、どこがどうなってるのかわからなかったけど
だんだんといろいろな動きをするうちに他の所との関連性がわかってくる。
膝を倒すと言う一つの動き。それは膝だけで行っているのではなくて、体全体でするのだなあと。

そして自分で楽に動かせるようになってきたと思ったら、先生が他のヒントを出してくれて、また他の動かし方を見つけたり。

なかなか奥が深い。

そうやって時々動作をやめて立ち上がって歩くと、そのたびに体の様子が変わっている。
これはいつも面白い。

一通り終わると、もう片方の足で簡単に同じ行程をやってみる。
すると反対の方はもう一方が動いているうちに習ったのか、より容易に出来るようになっていた。
面白い。

今日の発見は途中で先生が「腹筋を使ってやってますか?楽にして動かしてみて下さい。」と言ったので、出来るだけ腹筋を使わないようにと試みたら、面白い動きが出て来た。
楽~!

動かすって筋肉と骨を使って動かすんだとばかりずっと思ってたけど、今回のこれでそうでもないと発見した。
思ったより少ない筋肉の使用量で体って動かせる。

腹筋を使わないで動かそうとした時に、腹筋が硬くならないように柔らかくのぺ~っと広がってるようにしてやってみたらすいっと動いたのだ。
それが面白い。自分の足の重さと重力を利用して支えている足を少し方向を調整して力を抜いてやるだけで少し倒れる。
そうだよね、考えたらそうだわー。
この動きの時に私が考えていたのが「マンボウになる」と言う事。
マンボウって自分でヒレを動かして泳いだりしないで、ひたすらたゆたってるらしい。もちろん方向など少しは自分で調整するんだけど。だからマンボウは筋肉が発達してなくて。ふわふわの体らしい。そのマンボウになったつもりで動いたらうまく行ったし楽しかった。
いろいろやってみるもんだな。


フェルデンクライス、面白い。
いつも発見がある。やる人がもっと増えたら良いのになあと思う。

終わって、お昼を食べに行った。庄内の「ぐるり」と言うギャラリーカフェ。民家を改装して素敵なカフェになっています。
そこで女の人たちが美味しいものを作って提供している。シングルマザーに働く場所を提供すると言う目的で出来ているんだけど、良いなあと思う。
ランチはボリュームもあって、栄養のバランスも取れてて、リーズナムルで美味しかった。デザートも付いてました。

食べ終わって豊南市場で買い物をして帰る。
フェルデンは庄内に来ることそのものも楽しみ。
今日も充実してた。動いてしっかり食べて、土用を乗り切ろう。
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