季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

個展の日程と会場が決まりました。

2015-09-10 20:58:30 | 工房working place
カンカン照りあれば、曇り空。土砂降りも涼しい雨も降る、不思議な天気の一日。天気予報師が晴雨兼用の傘を持って出て下さいって言ったのがぴったりだった。

Alles Guteの個展会場を決めるために神戸へ。
実際にギャラリーの方と話をしにいく。

第一候補に選んだところ。阪急の花隈、JR元町、それから地下鉄もそして大きな公営の駐車場もあって交通が便利。
そして大きな道路に面していてわかりやすく明るい。
広さもこじんまりと良い感じ。

話したら、いろいろな疑問も解けて店主の方の思いも伝わってくる。若い芸術家の始めの一歩を支えたいと。温かい。
良いなあと。

でも実はそこに行く前に、始めの日に行って閉まってててその後電話してもメールしても繋がらなかった新神戸のギャラリーにダメもとで最後にと思って電話してみたら繋がった。
びっくり。
それでそこも観に行く事にした。
もう花隈のところに決めようと出かけたのに、不意に状況が変わる。

それでバスに乗って行きました。
元町1丁目からバスに乗ったら布引と言うバス停で降りる。そしたらすぐです。
今日は開いてました。
店主の方が待っていて下さった。

入ってみたらなんと気持ちの良い空間。柔らかく温かい印象。
私の好きないろいろな手工芸の品が並んでいます。常設展。

ここは友人のお母様の紹介。そのお父様、友人からしたらお祖父さまがそのギャラリーを使っていらしたらしい。
そんな話をしながら、私の作っているもの。やりたいことなど話す。
店主の方が言う。「ワークショップしましょう!」
奥に大きな机があって、そこを使えるらしい。フェルトだったら水を使いますね。なんて話も。なんでも随分昔に伊丹工芸センターでジョリージョンソン氏にフェルトを習ったらしい。ジョリーさんが日本に来てすぐだって。貴重な生徒さんだな。

ワークショップ。それが決め手だと思う。したかった。でも花隈のところでは出来ないと。
それでここにしようと決めた。

そこは昔から手工芸の展示を主にしているので、展示のしつらえも私たちの作品に合うと思う。いろいろとどんな展示になるのか目に浮かぶよう。
そして店主の方の人柄と趣味も私ととても合う。置いてあるものが素敵なものばかり。
話しが進むにつれて、いろいろわかって下さるのも伝わる。
私の仕事のことや物作りの事、その他いろいろなものの考え方まで。

そして連絡先を書いて契約成立!
日取りも決まった。来年の1月20日水曜日から6日間。25日の月曜日までです。土日がしっかりあるから働いている人も来れる。
場所は新神戸駅の近く。新幹線と地下鉄が最寄駅。JRと阪急の三宮からは歩けるけどずっと登り坂だからバスか地下鉄が良いかも。
布引と言う交差点の少し東側。ブーケドジョワと言うところです。

さあ、場所も日にちも決まった。ぐずぐずしていた流れが急にスイッと進んだ。これから作品作りはもちろん、DMやチラシを作ったり他にもいろいろやって行こう。
背筋が伸びる。

来年の話をしたら鬼が笑うかもしれないけど。すぐだと思う。
良い作品作って行きますから、是非たくさんの方観に来て下さい!よろしくお願いします。

昼ごはんに食べた、神戸元町の鹿肉専門店のランチ。お得だった。高くなかった。カツだけじゃなくて、味噌汁にも鹿肉入ってたし、タタキにもなってたし。たくさん鹿肉食べれました。また行こう。

       



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虹色鍵盤

2015-09-09 22:26:17 | 工房working place
工房にどうしても行かないといけない。
台風の様子を観ながら、昼ご飯を食べてから向かう。

昨日のお昼に食べたご飯の残りを炊飯器に入ったままにしていた。それを包んで冷凍庫に入れた。これで良し。
時間があったので、新しいお題に取り掛かる。私がパターンを開発して作り方を確立したら、みんなで次々作れるので。

今日のお題は「メトロノームケース」
音楽イベントに参加するので作る予定にしていたもの。
音楽の友達にリサーチして考えていました。
ちょうど使えなくなったものも預かったし。

メトロノーム。あのピアノの上にある三角のって思いませんか?私はそう思っていました。それを入れるケースっているのかな?って。
そしたら違った。今どきのメトロノームは電子式。
いくつか種類があるらしいけれど、良く使われているもののケースを作ることに。
音楽に関係のある模様にしたいなあと。一人だしゆっくりと模様に時間を取ってじっくりと作業する。
いくつもの下ごしらえや仕掛けを使って模様を作ります。
そうやって出来たのがこれです。

       

黒鍵がちょっと太すぎた。もっと縮む計算だった。
それでも白鍵の境目を黒い線で現すのに抵抗があって、どうにかして立体にしかも色鮮やかに出せたのは良かった。
なかなか良いと思う。
虹色鍵盤。
白黒の音楽でなくて、虹色の音色が飛び出すピアノ。

作ってみたらこの大きさが結構便利な大きさだと気付く。
デジカメもちょうどぴったり入った。
多分だけどタバコも入ります。
他のメーカーのメトロノームも入ると思う。

この大きさでいくつかいろんなのを作ってみよう。
面白い。

工房への行き道に手芸店に寄って、編み針を観てたら不思議な針(?)を見つけた。何だろう?って思いながらやり過ごす。
そうしたらその直後にお世話になってる編み物の先生がfacebookで上げた写真にその姿が。あまりのタイミングの良さにびっくり。

帰りにも手芸店に寄ってそれをじっくり観てみる。かなりの年代物。
店の人に聞いたらずっと倉庫に眠っていたらしい。ある時不意に発見されたらしい。
値段もわからないって。

それでも時々思い出したように流行るんだそうだ。この手法。
特殊な編み方が鉤針編みで出来るらしい。房を作る方法も出来るって。
それで使ってみたいと思って一つ手に入れた。
面白いな。使ってみよう。

       

台風も通り過ぎて。それでもなかなか青空が見えない。雨や曇りや雷続き。
夕方6時半でもう真っ暗になってた。まだ9月が始まったばかりなのにずんずんと季節は進んでいるなあと。
夕ご飯はおでん。
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命は素材と縮絨率

2015-09-08 22:11:11 | 工房working place
朝、名残のゴーヤを収穫。もう実が小さくなって来ています。
それでも夏中たくさんの実をつけてくれて、毎日の我が家のビタミンミネラルの元になっていた。夏バテもなかったな。
ゴーヤありがとう!
今日はこれを全部チャンプルーにして弁当と工房での昼ごはんに。

       

工房にて。

この前試作したピアノのペダルカバーを作って行きます。
型を大きめに作ってたくさん縮めています。それでしっかりと丈夫なものが出来る。

ここが私たちの作品の特徴。縮絨率の高さ。
フェルトは羊毛に石鹸水をかけて擦ると出来ます。石鹸水とかけなくても両手で揉むようにすると少しフェルト化したりする。
摩擦すればするほどどんどん縮んで行く。
その加減をどれくらいにするのか?それがそれぞれの作り手にゆだねられている。

私も長年いろいろな作家さんや先生の作品をたくさん観て来た。そして作って来た。
その中で市場で値札を付けて売っているものにも羊毛からフェルトになりきっていない作品がある事を知っています。
縮絨が甘いものとしっかりと縮んだものはパッと見ただけだとわからない。
ふわっとしているので甘いものほど羊らしく良いと思う人も居るかもしれない。

それでもそれがカバンや帽子などとして使われていくにつれ、違いが歴然としてきます。
使用目的に適しない縮絨率の作品は、使うにつれ形が崩れ、毛玉が出て、穴も開きやすく。長く使えません。
使用目的に適した率で縮めているものはまるで革製品のように使い込むにつれ良さが出て、型崩れや生地の減りも少なく、美しく長く使えます。

私たちの作品は長年の経験と多くの師匠たちから学んだ技術で、その作品の用途に合った縮絨で作り上げています。
素材の使い方や選び方にも細やかな区別があります。

そして仕上げ。同じ縮絨率のフェルトでも、最後の仕上げによってまったく様子が変わります。
その仕上げに時間も力もかけてしっかりと仕上げる。

ですから私は私たちが作っている作品の品質には自信があります。
私自身もフェルト作品を長年使ってきたからこそ分かる。

このピアノのペダルカバーは「踏まれるのが仕事」ですからしっかりと強く緩まない生地である事が求められます。
それに叶ったものになっていると思います。

今日は4つ出来ました。

       

どんな色が良いのかなあ?と考えながら。
またこれから続きを作って行こう。
素材と作品の両方を作るので時間がとてもかかるけれど、それも私たちの味。
頑張ろう!
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白露

2015-09-07 20:07:51 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

駅から歩いてたら見えた。これ、行かなきゃ。今年は神戸ビエンナーレもある。
今までうわさでしか聞いたことないけど、行ってみたいなと。面白そう。

       

急に来れなくなってずっと姿を見てない人が元気だってわかって、みんなで良かったなあと胸をなでおろしたり。
ずっと来てる人にいろいろあって元気がなかったり。
そんなこんなの中でも手仕事の手は緩めない。

これだけ雨が多くて、8月はすごく暑かったのにこんなに涼しくなって、心と体の調子は揺らぎがち。
それでも決まった時間に来て過ごして帰るのが治療の一環だと思う。
何もできなくても一緒に居るのも大切な事だと。
しんどいと思ったら休む事も、出来たらそれは一歩回復したと言う事。

駅からの帰り道。使わなくなった小学校の深い草の中から聞こえる鈴虫たちの大合唱。たくさんの声が合わさっているのが不思議だ。
ちょうど白露と言う季節らしい。


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【TIME】2015/09/08 08:00 白露(はくろ)White Dew地心黄経165度、日心黄経345度地球暦が二十四節気のひとつ「白露」をお知らせします。 Signs of autumn become more...

Posted by 地球暦 on 2015年9月7日


なるほどなと思う。
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ゆるむと始まる

2015-09-06 21:50:19 | 暮らし Daily life
昨日はバリ舞踊を観に。
バリ舞踊家の友達の師匠が踊ると聞いたので是非にと。

youtubeで彼女の踊っている所を観る事が出来ます。



いくつかの演目があった。先生のが最後。
今まで舞踊指導しているところは観た事あるけど、衣装を着けてメイクをして踊っているところは初めて観る。

やっぱり違うなあと。習って発表してるんじゃなくて、その動き存在そのものがバリ舞踊。息をするように暮らすように踊る。
そして観ていると体が温かくなって来てうっすら汗もかいた。エアコンの冷気が当たる席でそれまでは寒かったのに。
良いもの観た~。行って良かった。


先週はいろいろな人にあって外食も多かったので日曜日はゆっくりうちで過ごす。
少し編み物にも手を付ける。ずっと編みたかったもの。残り毛糸で編もうと思って。
ショールです。
くるんとなって来た。これであってるのかな?

       

ゆったりしてると日頃やりたかったことがすいっと出来る。
やっとできた。
自分で即席の味噌汁の元を作ると言うの。

味噌に鰹節とダシの元を混ぜる。それだけ。

       

これを小さじ一杯くらい取って具と一緒にお椀に入れて熱湯をそそぐと味噌汁になる。
夫が朝必ずご飯とみそ汁なんだけど、私は朝ごはんは作らないからいつもインスタントのを買ってる。
それがなんだかかわいそうなのと勿体ないのとでこれを知って作ってみたかった。
試しにこれで味噌汁を作ってみたら、ちゃんと美味しくできていました。
具はどちらも乾燥のを買って来たんだけど、一緒に入れやすいようにひとまとめにして冷蔵庫の一か所に置いておく。
夫が朝、作業しやすいように。

       

味は正直スーパーで買った味噌にスーパーのダシの元を入れてるから即席のと変わらないんだけど、一つ一つの包装紙がゴミで出るのが好きじゃないので、これの方が良い。
さあ続くかな?とにかく始めた。やってみよう。なんだか一人のお昼なんかにも良さそうで私も使ってみたい。具もそのうち工夫できるかも。


       
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しっかりやさしいトルコ料理

2015-09-05 09:06:11 | 食べ物 Eat
いつもチェックしている毎日のメニュー。
前日に仕込みの写真がアップされていて是非行きたいなと思って。
友達と会うことになったのでここでランチを。
箕面市国際交流協会(MAFGA)comm cafe(コムカフェ)、トルコ料理の日。

ここは毎日プロのシェフではないいろんな国の人がランチを作っています。
ゆったりした空間で各国の料理をお手頃な値段で食べられるので、私は注目していていつもチェックしておいしそうだなあと観ていたり実際に行って食べたりしています。

期待通りの素晴らしさ。
ヒヨコマメがほくほく、鶏肉とトマトのソテーは柔らかい鶏肉がたっぷりと入っています。
サラダもあっさりとデザートのチョコレートプディングも秀逸!プリンとちょっと違う。甘さとか絶妙。
そして何よりもこのスープが気に入りました。

       

メニューの紹介です。ボリュームもたっぷり、その上に何回も今日のシェフが水を入れに来てくれたり、スープのお代わりを申し出てくれたり。
最高の気分!

       

食後の紅茶もトルコ風。

       

ゆっくりと友達とたくさん喋ってゆったりと過ごす。ここ良いなあ。好きだなあ。また来よう!


次の朝。起きたら思う「あのスープが食べたい!」。
材料は家にあるのでチャッチャっと作る。早起きしたので。レシピはここを参考にしました。

玉ねぎとニンジンをオリーブオイルで炒めて、レンズマメと大麦とオートミールとクスクスを加えてまた炒める。
トマト(煮て冷凍しておいたもの)とベジタブルブイヨンと水を加えて煮る。沸騰してしばらくしたらシャトルシェフへ。そして2度寝。

起きたらベランダのミントの葉をちぎって唐辛子と一緒にバターで炒めてスープに加える。そして味見して塩コショウ。

       

うわ~、ちゃんと美味しい!めっちゃ美味しい~!休日の朝にぴったりです。これからこのスープちょくちょく作ろう。
ベジなのにタンパク質いっぱい。体もあたたまる。雑穀をちょっと変えたりして作れそう。
いいもの覚えた。




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ギャラリー探し

2015-09-03 21:00:35 | 工房working place
Alles Guteの個展会場を探しに行ってきました神戸。

実際に探し始めてわかったけど、ギャラリーを借りるのって場所にもよるけどすっごいお金がかかる。
他のクリニックの先生に紹介して貰ったところが、6日間で12万円だった。他にも観たけどそれくらいの所が多い。もっと高いところもある。
でもそれだとたぶん私たちは全部作品が売れてもそんなにならなさそうだから難しいなと。
今、ほとんど収入なくて、材料買って作ってるので。
これまでたくさんの個展を観に行ったけど、みんなこんなにお金かけてやってるんだなあと感心する。

インターネットであらかじめ候補を探しておいたので、実際にどんなところか観に。
一軒目、新神戸駅の近く、良い感じ。周りの感じも店も良い。
でもお休みでした。ロケーションはわかったけど店が観れなかった。

2軒目、栄町の方。小さなお店の2階にある。小さいけど明るくて結構良い感じ。でも階段がとても急で狭いので、みんなに来て貰い難そうかなと。
もう一軒気になってたところもその近くなので見たら、普通のカフェで雰囲気が大人で私たちの作品とちょっと違うかなと。

3軒目。花隈駅の近く。広い道に面している。ここも閉まってた。
それでもわかりやすいし、来やすそうだし、光も入って明るいし。良さそう。
取りあえずここを第一候補と言う事に。また空いてる時に来て見てオーナーの人と話そう。

こうやっていろんなところを観て歩いていると、家を探してる時と似てるなと思う。
インターネットで見える写真と条件だけじゃなくて、駅から実際に歩いてみてとか周りの雰囲気やお店の様子などとか、その場所に行ってみての受ける感じとか。
なんかしっくり来るとかピンとくるってのに会わないと決められない。
今回はとりあえず良いと思ったので、進めようと思う。


随分歩いてお腹が空いた。南インド料理の店で遅めのお昼を食べた。私はドーサ。

       

いろいろ仲間と話しながら食べる。
半年以上せっせと作って作品展をして、それでトントンか赤字だったらちょっと大変だなと。
頑張って作ろう!って話す。
DM作ったりチラシも作ったり、広報したり、いろいろすることがあるなと。

とにかく私にとっても初めての作品展なので、いろいろと出したいものもある。それでも会場の雰囲気があまりにちぐはぐだったら良くないかと思いながら。
ここはAlles Guteの作品展だから、それを考えて作品を構成して行こう。

どれくらい作ったらいいのか、どんなふうにしたら良いのかまだ試行錯誤。それでもやってみようと。
うまく行きますように!うまく行かないでも大失敗しませんように!祈る思い。


結局その後はどこにも観に行かず。早めに帰ったのでテレビを観てたらモロッコの料理をやってた。
それで観たのが塩レモン。
その人のを見てハッとした。これで良いんや!って。
うちの塩レモン。今年の3月に漬けてそのままずっと放置してあった。時々横目で観ながら「これやばいんちゃうん?かなりすごいことになってるわ…」って思いながら過ごしてた。捨てるに捨てきれずそのまま。
それがテレビ番組の話だと、漬けたら密閉して半年以上、それからは何年も漬けると言ってた。そして見た目も同じ感じ。
いや~、これ使えるんやん!
でも見たらみんなあかんと思うと思います。かなりのすごいビジュアル。

       

それが蓋を開けて匂いを嗅いでみたら、いい匂い。特に腐ってる感じじゃない。ちゃんと発酵してる。
舐めてみたら、良い香り。美味しい!
それで料理に使ってみることにした。

鶏肉に少し塩をして焼く。
焼いた後の脂が残ってるフライパンに玉ねぎとトマトとバジルと唐辛子と刻んだ塩レモンを入れて炒めて鶏肉にかけて食べる。
それが、レモンの香りがちゃんとしてとっても美味しかった!息子がびっくりしたくらい。
後に皿に残ったソースにご飯を絡めて食べたら、すごく美味しかった。一番香りや美味しさがわかる食べ方かも。

使えるな。捨てないで良かった。塩レモン。これから使って行こう。

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手のひらに巨匠が二人

2015-09-02 22:10:31 | 暮らし Daily life
この前ふと見つけて、安いし軽い気持ちで手に入れて。ずっとハマっている本がある。

        
柳宗悦「手仕事の日本」他16全作品すべて収録: +画像80枚付き
楽しく読む名作出版会
楽しく読む名作出版会


なんと99円です。Kindleと言う電子書籍リーダーで読める。
民芸と言う言葉は長い間意識してきたし、折りをみて触れて来たと思う。それでもこれだけの柳宗悦氏の書いたものを読んだのは初めて。

今までこういう超低価格の本をダウンロードして何回か読んで来たけど、あまり興味がそそられないものは読まないでそのままになっている。
それがこれは読めば読むほど面白く、感動した箇所に線を引けば真っ赤になるであろう本ばかり。

今の私の物作りの方向性と考えがこれで更に確かになると思われる。

用の美。羊で追求する。

もう一つもなかなか面白い。表紙が熊楠翁の一番イケメンの写真。いつ観てもかっこいい。
これも99円とは驚く。今、十二支考を読んでいます。もちろん羊から読み始めた。
読んでいると彼の多血質な性格がそのままわかるよう。話がとんでとんでとびまくっている。年代も国も超えて。

『南方熊楠作品集・18作品⇒1冊』【さし絵23枚】
南方 熊楠
南方熊楠作品集・出版委員会


スマホにもKindleアプリを入れているので、電車でも読める。すばらしい世の中になったなと。実感。

今日食べた和菓子がとても綺麗。赤ワインの寒天の中に桃の餡。
包む葉が少し透き通るよう。大人の午後のお茶にぴったりだった。

       
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おひとつどうぞ!

2015-09-01 21:03:11 | 工房working place
工房にて。

夏休みも終わって、羊毛の季節へとスイッチを切り替える。しっかり働かなくちゃ!
フェルトの素材を作る。
毛刈りした羊毛を洗ったものをほぐす。ひたすらほぐす。
それを梳いてブレンドします。

それを使って出来たものがこれです。

       

(笑)コロッケにしか見えない!それか冷凍食品のエビ寄せフライ。

これがしばらくかかりっきりで作っていた型を使って出来たピアノのペダルカバーです。
どれくらいの重さが良いのか、型紙はどうか?いろいろ考えてやってみました。
これで行けそうです。
イベントは中止になってしまったけど、長い間かけてしっかりと準備してきたものなので、作って行こうかと思っています。
とにかく使っている人によると、使い心地が良いらしいので。

まだまだ洗ってない羊毛があるので、天気が良くなったら洗って行こう。そしてどんどんと作品にして行かなくちゃ!
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