北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

Weblog北大路機関 創設五周年! 2005.07.29阪急十三駅にて

2010-07-29 23:04:46 | 北大路機関特別企画

◆たくさんのアクセスありがとうございます!

 本日でWeblog北大路機関が運営を開始して五周年です。五年というとかなり長いのですが、五年前の7月28日まで、Weblogを行っていない、というと少々不思議になる、という長さですね。

Img_1338  Weblog北大路機関を立ち上げたのは阪急十三駅、神戸本線から京都本線に乗り換えるまでの待ち時間、特急を待っていてその待ち時間にノートPCで立ち上げました。何故十三駅の、しかもホームで立ち上げたかというと、大学の行事の打ち上げは神戸の元町中華街で行われまして、当方、何故か酒豪でならす先生御二方の中央に座らせてもらい、紹興酒を二本ほど。

Ki_img_2795  なんでも、友人に聞くところではそういう場合は神戸で一泊するとのことなのですが、アルコールを抜いて京都に戻る事に、とりあえず、酔いざましにファーストフード店に寄った後で、阪急三宮駅に向かいました。十三で乗り換えがある阪急だからWeblog北大路機関は発足した訳で、隣のJR三ノ宮駅に向かっていればWeblog北大路は立ち上がらなかったのかもしれません。

Ki_img_9996  それで、まあ阪急特急に乗った訳なのですが、ゼミの中で情報発信手段としてWeblogの現代社会における位置づけについての社会学的考察、というものの発表を聞いた事を思い出し、なるほど、と思いだしたが勢い、十五分ほどで立ち上げられる、という話の通り立ち上げた訳です。その後、京都本線の特急で烏丸へ、そして地下鉄に乗り換えて戻った訳です。

Ki_0810img_5703  翌朝、Weblogを立ち上げるなんて変な夢を見たものだなあ、と思いPCを起動してみると“北大路機関”、と。このWeblog北大路機関は、つまりなんといいますか、酔った勢いで立ち上げたサイトな訳です。それがここまで長くなるとは思わなかった次第で、本日を以て五周年、と。

Img_2015  今では一日のアクセス数は3000を超えていまして、学生、会社員から現役自衛官の方、OBの方、政治家秘書の方、軍事関係の出版の方や評論を行われる方、と様々な方に読んでいただいているそうなのですが、すみません、発足はこういう偶発的な出来事で始まっていたものだったりします。

Img_9285  そもそも北大路機関というのは学内のプレゼンテーション技術を競うゼミナール大会にて、同一ゼミから複数の発表を行う事になり立ち上げたもので、在日米軍再編問題を扱う団体でした。この名前は友人のF氏が思いついたのですが、そのまま流用することになりました次第です。

Img_9315  当時は立ち上げた理由が理由ですから扱う内容も決まっておらず、ちょっと軍事面の話を、と考えて掲載を行う流れとなりました。実は当方、デジタルカメラに対しての相当な懐疑論者で、望遠レンズと標準レンズで二台の一眼レフを準備し、フィルムを一眼レフに挿入して36枚毎に交換しながら撮影していました。

Img_9326  デジタルカメラで充分な性能を持つものがそれなりの値段で入手できるようになるのは相当先、と考えていまして、それがEOS Kissシリーズのデジタル化で即応性を考えて、Weblog北大路機関に掲載する為に現像までの時間が不要な一眼レフを購入する流れとなりました次第です、こういうところにも影響はあったのですね。

Img_0217  使用開始から最初の217枚目で戦車の発砲焔が撮影出来まして、使ってみるとKiss Nは初代Kissよりも性能が向上していて思ったよりも使いやすく、銀塩カメラ11年の使用歴からデジタルカメラの時代に移行した訳です。なによりもデジタルカメラを入手して最初に足を運んだ富士総合火力演習で3枚も発砲焔が撮れたのですから、信頼性があると判断しました。

Img_1224 するとどうでしょうか、毎年必ず足を運ぶ行事と言えば伊丹と岐阜に舞鶴、これくらいしか行かなかった自衛隊関連行事ですが、膨大な現像費というものを考える必要が無くなり、なにしろその年の東千歳駐屯地祭や伊勢湾展示訓練で、北海道までの航空券片道分に相当する現像費がかかりましたので、これが無くなった分、撮りに行くのが楽になりました。

Img_0114 阪急と近鉄、名鉄沿線だけでかなりの駐屯地や基地があり、というのも36枚撮りフィルム一本分の値段で阪急なら京都から伊丹とを往復できますし、現像分を含めれば今津や八尾、信太山の往復交通費になりますので、デジタル化で浮いた現像費は交通費に充当されるという意味、大きかった訳です。

Img_1083  こうして撮影する機会が多くなりますと、どういう場所で撮影すればどういう写真となるのか、という見極めや、行われる行事の情景と位置の関係を把握することが出来るようになり、場数を踏んで撮影に足を運んだ事により経験も増していきまして撮影位置の選定で失敗する、という事は徐々に減ります。

Img_1113  行事の紹介、これはもともと紙媒体でWeblog北大路機関を始める前からお世話になっている関係者の方へ行ってはいたのですけれども、これをWebで行う、という方向性が定まりました。結局のところ、Weblog北大路機関は、文章については一応考えているのだけれども、写真を元に文章をよむ、という形態の方式を執ることになってゆきました次第。

Img_0536  写真撮影で重視しているのは観閲行進で、このあたりは鉄道写真の撮影で培ったノウハウが最大限生かした構図を採っています。特に数が多く見えるような位置関係を重視しています。もっともその関係で、行事を執る時には端っこの方、一般開放されている場所の中でも物凄く遠い場所で撮ったりしています。

Img_0060  もうひとつ、艦船の入港情報や海上保安庁の水路情報、新聞報道などを元に話題性の強い被写体を撮影することもあります。また、岐阜基地や舞鶴基地、横須賀基地に関してはなかなか時間が無いのですけれども、散策に足を延ばしたりして、軍港めぐり遊覧船などから撮影を行ったりします。

Img_15581  しかし、五周年を迎えてWeblog北大路機関の大きな悩みは一つ、それは撮りためた写真の中で詳報を掲載出来ていないものが少なからずあり、これをどうしようか、と。写真を選定して解説を付けて掲載する、となりますとかなりの時間を要しますが、しかも一回では掲載しきれない枚数を撮影していますので、これを紹介できるのはいつになるのかな、と。

Img_1384  一行キャプションで別のHPを立ち上げて、そちらで集中掲載、という事も考えているのですが、こちらも時間が無くて実現には至らず、しかも蓄積された写真の多くは時事関係の記事に応用していますので、掲載する機会を完全に逸したかたちとなっています。しかし、まあ、最大限、ご覧の方の興味にこたえられる記事を目指しますので、今後ともよろしくお願いいたします。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

コメント (16)
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